概要
第83話「初見参!!妖怪参謀ピグマン子爵!!」に登場した機械獣。
全高21m、重量230t。
攻撃を受けると、そこからエネルギーを吸収。口から光線として放ち敵を攻撃する。
また、全身にミサイル発射口を有し、そこからミサイルを発射。
更に、機体の耐久力が髙く、火だるまになっても稼働できる。しかしブレストファイヤーを受け、火だるまになりつつも稼働し続けはしたものの、暴走してしまった。
劇中での活躍
ブロッケンに見切りをつけたドクターヘルは、新たな幹部としてピグマン子爵を作り出した。
ピグマンはボスボロットとダイアナンAに、幻惑光線を用いてマジンガーZに攻撃させる。
ジェットパイルダーで脱出する甲児だが、ピグマンにより気絶し、ジェットパイルダーごと木に挟まってしまう。その隙に、キケロスN9は光子力研究所に到着する。
みさとにより窮地を脱した甲児により、キケロスN9はマジンガーZからブレストファイヤーを受けて火だるまの状態になり、暴走してしまう。しかしその状態でピグマンにコントロールされ、光子力研究所を強襲。
しかし、マジンガーZが放った冷凍光線で凍らされてその動きを止め、氷から脱出するところにルストハリケーンを受け、止めをさされる。
原案デザイン
原案は石川賢。デザインと決定稿が大きく異なる機械獣の一つ。
決定稿は、やや寸胴で、鎧を着こんだ普通のロボットといったデザイン。
しかし原案では、両腕が頭部に付いている。側頭部に巨大な両腕が付いており、本来腕があるべき部分には、(ミサイル発射口らしき)穴があるのみである。
これは、巨体の人間の頭部に、小人の上半身が生えているという、ピグマンと同様のフリーキーなデザインであり、ピグマンに対応した二段構成のデザインとも言える。
また、昭和49年7月号の「テレビマガジン」グラビアでは、この原案デザインのキケロスが、ピグマンを乗せていた。