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「超越した存在など恐怖以外の何者でもない。僕たちはたちどころに化け物扱いだ。そうでしょう?」

演:宮下直紀/ 筒井万央(少年時代)


概要編集

第39話「拝啓ウルトラマン様」に登場。

読心や予知、テレパシー等数多くの超常的な力を持つ超能力者。

その能力故に周囲から「化け物」と呼ばれて疎まれ続け孤独な少年時代を過ごしており、自分と同じく人ならざる力を持っているのに人々から疎まれるどころか賞賛を集めるウルトラマンティガに嫉妬し、その正体がマドカ・ダイゴであることを突き止めると彼にティガに変身せずに超古代怪獣ガルラを倒すことと、もしティガに変身したらティガの正体がダイゴであると世界中に公表すると脅迫紛いのゲームを持ちかけ、ダイゴを苦悩させた。


だがウルトラマンティガがガルラと戦って傷つく姿を見て、ダイゴも自分と同じく苦しんでいた事とティガが賞賛されているのは力があるからではないという事に気付くと、超能力でガルラの弱点が喉であることをティガに教え、援護した。

戦いの後は素直に自身の負けを認めてティガの正体公表を中止し、自分の力に頼ることも怯えることも無い普通の人間として生きる事を決めて去っていった。


最終回ではテレパシーを使ってGUTSとハヤテ・シンにコンタクトし、ガタノゾーアの闇で遮断された通信を仲立ちし、ティガ復活に協力。

自身を「ダイゴに心の光を貰った者」と称し、シンジョウ・マユミに素敵な力と褒められた際には「自分の力をそう思えるようになったのは最近の事です」と明るく答える等、ティガとの戦いを通じて前向きに生きている事が示唆されている。


余談編集

脚本担当の長谷川圭一はイメージキャストに豊川悦司を上げており、豊川氏主演のドラマ『NIGHTHEAD』の主人公に兄弟がいなかったらといったテーマをもとに展開を考えていたという。


関連タグ編集

ウルトラマンティガ 超能力者


能ある鷹は爪を隠す:子供の頃の彼に欠けていたもの。少年時代には持ち前の能力のせいでいじめられたりしていたが、そもそもあけっぴろにやらずに隠れて使ったりバレないようにすればよかったのでは?とも取れる。…とは言え、自分の能力・優秀さを自慢したがりなのが多い小学生の子供にそんな事を求めるのは酷な話だろうが。


キリノ・イチカ:マキオが生きたネオフロンティアスペースに酷似した世界であるウルトラマンデッカーの世界における防衛チーム[GUTS-SELECT>新生GUTS-SELECT]]の隊員。苗字が同じ。

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