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概要編集

1997年8月30日放送。


脚本:右田昌万長谷川圭一小中千昭

監督:村石宏實

特技監督:神澤信一


次回予告編集

燃え盛る町を飛び交うゾイガー、邪神ガタノゾーアはダイゴを闇に閉ざす!

ティガに光を!

次回、ウルトラマンティガ、最終回『輝けるものたちへ』

お楽しみに!


ストーリー編集

石の姿に戻ってしまったティガは、もう二度と光となることはできないのか?

ダイゴよ、目覚めよ…!


ティガガタノゾーアに敗れ、石像となってしまった。

ティガの石像が海の底に沈んでいくのを見て悲痛な叫びをあげるレナ


レナ「ダイゴオオオオオオオオッ!」、


それを見届けたガタノゾーアは立ち上がり、勝ち誇るように雄叫びを挙げるのだった。


「ウルトラマンが負けた・・・」

「ティガが負けた・・・」

「ティガが死んだ・・・」

「ウルトラマンが死んだ・・・」

「もうおしまいだ・・・」


人々はティガの敗北に絶望し、失意のどん底にいた。

しかし、イルマ隊長の息子、トモキだけは違った。


トモキ「こんなの嘘だ!」

彼だけは希望を捨てていなかった。

彼以外にも世界中の子供たちはティガの復活を信じていた。


廃墟となった町

「ティガ…」

「ウルトラマンが死んだんだって!」

「そんなの信じないもん!」


雪山の村

「カンチュア、ウルトラマンは・・・もう死んだんだ!」

「死んでない!ウルトラマンは死んでないもん!」


そこにハヤテ隊長がガロワ基地から駆けつけるが、燃えさかる町の有様を見て「くそっ!なんてザマだ!」と憤慨する。


一方、GUTSはマキシマオーバードライブを光エネルギーに変換し、ティガの石像に照射するという作戦を思いつく。

しかし、石像を光によって変換するメカニズムはまだ解明されていない。が、それを唯一解明した人物がいた。それはかつてイーヴィルティガとなったマサキ・ケイゴだった。


一方、マサキは拘留されている施設で闇に覆われた世界をみて自暴自棄になるもタンゴ博士の説得で吹っ切れたのか、彼らに協力することに同意する。


その頃、レナは海岸でダイゴに呼びかけていた。

レナ「ダイゴ、生きてるよね?私、まだ話したいこといっぱいあるんだから…」


一方、ダイゴは闇の中でクリスタルに閉じ込められていた。

そこにキリエル人が現れ、


預言者「キリエル人はアレが復活する前に愚かな人類を救ってやる事が出来たのだ!」

ダイゴ「貴様らに従えばよかったというのか!?」

巫女「もう遅いわ。キリエルの神々はこの星を見捨てたの」

預言者「私は言ったはずだ、この星の守護神になるなど君にはおこがましいとな!」

預言者「ふははははははははははははははははははは!」

巫女「あははははははははははははははははははは!」

ダイゴに対し負け惜しみに近いセリフを言い放った後、二人は逃げるように地球を去っていった。


その後、ハヤテはキリノ・マキオの案内でマサキと共にアートデッセイ号にたどり着く。


そしてヤオ博士が作戦の概要をマサキに説明していたころ、マキオはマユミに対し自身がダイゴに救われたことを話し、彼のおかげで忌み嫌っていた自身の能力を誇りに思えるようになったことを語り、ティガ復活作戦をサポートするためにどこかに向かっていく。


一方、アートデッセイ号では完成したマキシマ・コンバーターユニットを見たマサキが自分で操縦したいと志願するが、人が乗れるようには作られていない為一度は却下されるがタンゴ博士の説得により同行することを認められる。


こうしてGUTSは出撃し、ガッツウイングEX-Jでガタノゾーアを攻撃。しかしそこにゾイガーが襲来する。それをイルマ隊長が乗るβ号とハヤテ機で迎え撃つ。

そしてα機がマキシマ・コンバーターユニットを投下、マキオのテレパシーでドルファーが向かった場所に投下されたユニットを回収、ティガの石像に光を照射することに成功した。

しかし、それに気づいたガタノゾーアは作戦を妨害せんと暴れだした。

マサキ「ひぃかぁりぃよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」

ホリイ「ぬおおおおおおおおお!」

シンジョウ「ファイヤー!」

必死で抵抗するドルファーだが、ついにケーブルが外れユニットが落下してしまう。


こうしてダイゴが手をかざす前に光は消えてしまう。


消えていく光を見てガタノゾーアは勝利の雄叫びを挙げる。


「救出作戦は失敗の模様です・・・」

「ああ~・・・」

「もう私達には、滅びるしか道は無いのでしょうか・・・皆さん、さようなら・・・」


作戦失敗の一報を聞き、人々が諦めかけたその時だった。


トモキ「ティガ!」

「ティガーッ!」


世界中の子供達から金色の光が発せられ、ティガに向かっていく。


レナ「光が・・・光がいっぱい・・・!」


そしてダイゴが目を覚ますと、あたりは眩い光に覆われていた。

「ティガーーーーーーーーーーーッ!」

そこには沢山の子供たちの姿があった。


ダイゴ「これが・・・!これが光なんだ!」

ダイゴはその光に手を伸ばした。

すると、黄金の光柱とともにグリッターティガが姿を現した。


ヤズミ「ティガが・・・ダイゴさんが蘇った!」

レナ「ダイゴ!」


ティガはグリッターボンバーとグリッターバニッシュでガタノゾーアを攻撃する。


「僕がティガだ!」

「私がティガよ。」

トモキ「僕が・・・!ティガになってる!!」

「はあっ!!」

ティガと共に構える子供たち。


レナ「私も、ティガの中に・・・」

そこにはレナの姿もあった。


そしてティガはグリッターゼペリオン光線でガタノゾーアに大ダメージを与え、止めにタイマーフラッシュスペシャルを放った。


こうしてガタノゾーアは爆散、消滅した。

それと同時に世界中を覆っていた闇も消え、世界は光を取り戻した。


そしてティガは、粒子となって消えた・・・


その後、マサキも無事に救出された。


ヨシオカ「勝ったな。」

サワイ「人類、全ての勝利だ。」

ハヤテ「人類にはまだ知らない世界がある、これからですよ総監、俺たちにはやるべき事がある」


GUTSの面々もダイゴとの再会を喜んでいた。

そして彼の元にレナが駆けつけ、ダイゴと抱き合った。


ダイゴ「レナの声、聞こえたよ。」

その一言に涙目になるレナ。

するとダイゴは役目を終えたように石になったスパークレンスを手渡す。

それと同時にスパークレンスはレナの手の中で消滅した。


レナ「もう、ウルトラマンにはなれないね」

ダイゴ「人間は皆、自分自身の力で光になれるんだ。レナもなれただろう?」

頷くレナ。


そしてGUTSの面々は記念撮影をして戦いは終わりを迎えたのだった。


ウルトラマンティガ END


関連項目編集

ウルトラマンティガ 最終回


新番組予告編集

究極の爆発力、ウルトラマンダイナ

平和が訪れた地球に、再び悪が迫りくる!

ヒビキ「スーパーGUTS、出動!」

「ラジャー!」

絶体絶命のピンチに、新たなる光が現れた!その名も、ウルトラマンダイナ!

抜群の強さで怪獣どもをねじ伏せろ!

9月6日土曜、夕方6時スタート!

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