概要
『Fateシリーズ』に登場するギリシャ英雄・賢人ケイローンと、アキレウスを筆頭とする彼の門下生達で構成されたグループ。『ケイローン塾』、『ケイローン教室』とも呼ばれている。
門下生の一人イアソンからは『馬蔵』または『馬小屋』とも。
ケイローンはゼウスやポセイドンの弟である為、(2020年時点で登場している)弟子全員が甥。
門下生の半分が、①母親からの育児放棄・➁家庭の事情・③胎児の状態で預けられたといった経緯で親元から離されたので育てていたという事実から、塾・教室以外に『幼稚園』・『保育園』などの子供預かり教育施設といった投稿が多く、FGO本編でも☆3概念礼装『青き空の学び舎』で解る通り、カルデアの子供系サーヴァントの教育施設として機能している模様。
最初は『Fate/Apocrypha』で登場した上記二人のコンビを指すタグだったが、ゲーム『Fate/GrandOrder』にて教え子達が新たに追加・集結した事によりグループタグとしても適用されるようになった。
(もっともApoでの印象が強いためか、ピクシブ作品の大半はケイローンとアキレウス二人のものである)
メンバー
登場並びにプレイアブル順に記載
ケイローン
職業:教師
属性:おかん
ギリシャの二代目最高神クロノスと、大海の神オケアノスの娘の間に生まれた半人半馬の神。天空神ゼウス・海王ポセイドン・冥王ハデスの異母弟であり、ものすごいサラブレット。
年の離れた甥と姪、太陽神アポロン・月女神アルテミスから培った武芸をもって多くの英雄達を教育、教養し、大賢者と称される。
ヘラクレス
大神ゼウスの息子にして『十二の試練』で有名なギリシャ神話英雄の筆頭格。
元は傲慢で短気な性格を正すためにケイローンのもとへ送り込まれたとされている。
後に試練の一つである「ヒュドラの毒」が、師であるケイローンの間接的な死因となってしまう。
アキレウス
トロイア戦争で活躍した駿足の英雄。
Apocryphaでの関係から一番弟子のように思われがちだが、実は経歴上で見ると現時点で最年少弟子。価値観の違いから両親が別居、父親からケイローンに助けてほしいと預けられていた。(アキレウス曰く、父親人間・母親女神)
因みに彼の父親ペレウスもケイローンとは親友同士である。
アスクレピオス
ケイローンの師兼甥である太陽神アポロンの息子で医学術に特化した英雄。
その能力と腕はもはや師以上とも称される。
彼が生まれる前、行き違いの所為で母親が父親に殺されてしまい、胎児の段階でケイローンに預けられた。
イアソン
数多くの英雄を率いて「アルゴー号」に乗り冒険を繰り広げた英雄。
ケイローン門下生で唯一ケイローンの教えを忘れている。
彼曰く「土壇場で底力を発揮する英雄」
幼児期、叔父によって国を追われ、ケイローンに預けられた経緯がある。
カストロ
大神ゼウスの子ディオスクロイの双子の兄。
活躍ぶりもさることながら、妹との絆の強さと深さでも有名。兄・カストロは馬術を学んだ。現時点の門下生では唯一、『普通に修行に来た人』。
ちなみに原典ではポルクスは兄が修行してる間にポセイドン叔父さんと友達になっており、同じくケイローンの弟子とする説もある。
余談
師匠であるケイローン自身がパンクラチオン (世界最古の総合格闘技) の使い手だったという記載ゆえか、パンクラチオンがケイローン教室では必須取得科目と思われている。
実際教え子達は成長後バラバラな道を歩んだが、Fateシリーズでは全員筋力などがハンパない。
(あのアスクレピオスでさえ、相性不利な性悪の根源を物理に叩きのめした事が示唆されている)
他にもケイローンの師匠にあたるアポロンとアルテミス兄妹神が一緒にいる作品もある。
アスクレピオスがケイローン塾に来た経緯が、『自分が胎児の頃に連れてこられた』である。
ギリシャ世界が超SFメカニックワールドである事が発覚した為、ケイローン塾にはとてつもない医療施設が常備されている事が判明した。
先生、どこで子供預かってたんですか?
関連イラスト
関連タグ
Fate/Apocrypha Fate/GrandOrder
アルゴノーツ(Fate):ケイローンの教え子達が多く活躍するアルゴー号の冒険神話。
幕間の物語:ケイローンの幕間にて教室での授業風景が見られる。