概要
ギルタリとは、ギルバート・デュランダルとタリア・グラディスのノーマルカップリングである。
ノーマルと言うにはあまりにも業の深いカップルなのであるが…。
二人の関係
デュランダル議長とタリアは現在「深い仲」であるが、タリアは政治家であるデュランダルを常に信用している訳ではない。
小説版では「政治家の言葉などあてにはできない。肌を合わせたデュランダルの言葉にしても、タリアはその九割は真に受けないようにしているのだ。」とタリアの用心深さが書かれている。
二人の過去
かつて、ギルバート・デュランダルとタリア・グラディスは元恋人で相思相愛だったが、出生率改善の為に行われた遺伝子調査で「子供が出来ない」と判明。婚姻統制を敷くプラントでは婚姻を認められず、結局子供が欲しいと強く望んでいたタリアのためにデュランダルが身を引く形で二人は別れを選んだ。
- 漫画・岩瀬昌嗣版ではプラントから婚姻を認められなかったため、彼女は婚姻が自由なオーブへの移住を望んだが、遺伝子研究の第一人者であるデュランダルはプラントを離れることを望まず、またタリア自身も子供を授かりたい思いから別の男性と結ばれることとなったと描かれている。
タリアは息子ウィリアム・グラディスを授かるが、ウィリアムの父親は彼が幼い頃に亡くなっている。
選ばれた未来の果てに…
ギルバート・デュランダルは最終的にはレイ・ザ・バレルに撃たれ、タリアはデュランダルとレイと共に心中する道を選んだ。
ドラマCDにてただ一人残されたウィリアムは母に捨てられたと自暴自棄になるが、アーサー・トライン副長が彼を後見人として支える決断をする。
不倫?
タリアは本編開始時点のかなり前(息子ウィリアムの幼少期)に夫と死別しているとの事だが、夫の生前から元恋人のデュランダルと不倫関係にあったのか、夫の死をきっかけにデュランダルとよりを戻したのかは不明である。
タリアの夫と息子ウィリアムの詳細が明らかになったのは機動戦士ガンダムSEEDDESTINY本編終了後のドラマCD内であるため、古い二次創作作品では「夫は生きていてタリアは不倫していた」、または「夫とは性格の不一致で離婚していた」等の公式とは異なる設定の作品もある。