CV:安井邦彦
概要
第169話Bパートで初登場。シュララ軍団の一員で「三途の川のギルル」と紹介された。
一人称は「私」あるいは「俺様」。「ギルギルギル…」と鳴く。
全身がコバルトブルーの液体(正確に言うとゲル状)で成ったケロン人であり、彼にはバズーカ砲を撃っても効かず、また蒸発させようと火であぶっても生き残るほどの強靭な生命力の持ち主でもある。しかし、油固め剤をかけられると身動きが取れなくなるという弱点も存在する。
ゲル状であってもケロン人の基本である「耳のような部分」と「丸い頭を持つ二頭身体型」は崩さない。また額と腹部には青色で数字の9を逆向きにし、字画で囲まれた空白部も塗りつぶされているようなマークもある。さらには、目のような部分も片方のみ確認できる。
相手を自分と同じようにゲル化するという攻撃手段を持っており、ゲル化された人物は声帯もゲル化するため、何を発言しても他者には聞こえない。
本編ではギロロをゲル化にした後、夏美を襲おうしたが、ギロロに止められ油固め剤入りの油に投げ込まれた。その後、ケロロ達に捕まるが、助けにやってきたドククに救われた。アニメ202話ではシュララにより人形に変えられた。
第177話Aパートにも登場し、ギルルがドククの兄ということが判明した。
余談
元は「ケロロランド 春号」の読者投稿で表紙に描かれたキャラクター。「あの頃ケロロ軍曹」には参戦していない。
元々の読者が決めた名前は「ゲルル」だったが、アニメ化とともに現在の「ギルル」に変更された経緯を持っており、実際に初登場である159話のシュララ軍団が共鳴をするシーンにおいて、該当シーンの次回予告にあたる第158話では「ゲルゲル…」と書かれていたのに対し、本編では「ギルギル…」に修正されている。
なお名称変更はこのキャラが初というわけではなく、それ以前にも一部オリケロは原作者である吉崎観音先生の手によって名前が変更されている経緯がある。
関連タグ
美女と液体人間…ギルルのアニメ初登場エピソードの元ネタ
臨獣スネーク拳ブラコ…中の人繋がりの登場時期の少し前に出た特撮の敵キャラ。なおこちらも弟がいる(弟のCVも安井氏が担当。)