クロエ・フォークロード
くろえふぉーくろーど
黒くもっさりとした髪と珍しい眼鏡が特徴。大人しく内気ではあるが、気心の知れた相手にはしっかりと会話ができる。本好き。
その人見知りな性格を見かねた両親の多額の寄付とコネでセントノエル学園へ入学したが、それが原因で家柄と伝統を重んじる貴族の子弟から「金で爵位を買った家の娘」と陰口を叩かれており、クラス内でも孤立しがちだった。
最初の時間軸
セントノエルではミーアとの接点は皆無だった。
ただ、剣術大会において、いじめられていた際に不機嫌なミーアから八つ当たり気味に救われており「実は皆が言うほど悪い人じゃないんじゃないか」という感想を抱く。
セントノエル卒業後は父の後を継ぎフォークロード商会を率いるが、いかんせん積極性に欠ける事から常識的な安全策ばかりをとって商機を幾度となく見逃し、その上、父の築いた資産やネットワークを切り崩して急場を凌ぐ事を繰り返し、商会は大きく弱体化した。
ミーアの処刑の報を聞いた際には、救われた時の事を思い出して涙を流し、人知れずその死を悼み、ミーアの魂が救われる事を心より願った。
本編の時間軸
エリスの描いた物語を一緒に楽しめる読書友達を欲していたミーアが積極的に話しかけたため、そのまま意気投合したことで良き学友となる。また、ミーアはその縁でクロエの父・マルコとも接点を持つようになる。
ミーアと交流を持ち生徒会にも入ったことによって、彼女の周りにいる人物とも交流を持つようになり、父が驚愕するような人脈を築くことになる。特に農業国の姫であるラーニャ、領土で農業を行われており自身も農業をするティオーナとは馬が合うようである。
精神的にも成長しているようであり、マルコが疲れを見せた際に「自分が商談を行う」と申し出て父を感動させている。
ミーアベルの時間軸
ミーア暗殺事件ののち、聖瓶軍に追われる事となったミーアベルを保護するが、この事でフォークロード商会は聖瓶軍のターゲットとなり敵対。商会ごとミーアベルの盾となり散ることとなった。
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