CV:木下浩之
人物像
アメリア軍を統括する最高責任者にして、アイーダ・スルガンの養父。
「宇宙からの驚異」を察知し、他に先駆けて宇宙艦隊や海賊部隊を組織した人物であり、海賊部隊に実戦訓練を兼ねた諜報活動を行わせた。
平時こそ温厚な性格を持ち娘を大切に想う紳士であるが、出された命令には忠実に従う生粋の軍人。その一方で最前線への補給任務に自ら向かうなど行動的な一面も持ち合わせる。
メガファウナへ補給物資を運ぶ輸送部隊に同行し、偶発的に戦場へ飛び込んできたウィルミット・ゼナムをキャピタル・テリトリィへ送り届けるべくメガファウナ一行と行動を共にし、また「宇宙からの驚異」の正体を確かめるべくスコード教法王ゲル・トリメデストス・ナグに謁見を求めた。その後、アメリア大統領ズッキーニ・ニッキーニの暴走を知り、彼を止めるべく単身アメリアへ帰国。
だが、既にアメリア軍宇宙艦隊はキャピタル・タワー占拠へ向けて動いた後であり、彼は下された命令を実行する事しか出来ないまま、キャピタル・タワーの頂上部であるザンクト・ポルトへ向かう事になる。
その後ノウトゥ・ドレット率いるドレット軍がザンクト・ポルトを強襲した事を契機に、彼らに対する交渉の為に尽力した。
そしてキャピタル・タワー占拠の為の艦隊編成を進めつつ、ドレット軍に停戦協定を打診する事に成功するが、ドレット軍は話し合いの場に付く前にバララ・ペオールの駆るユグドラシルの強襲を受けて壊滅的ダメージを受け、自身も戦闘後に乗艦のブリッジを貫通したビームの開けた穴から生身のまま宇宙空間へ放り出され、命を落とした。
関連項目
ノーマン・バーンスタイン…担当声優が同じガンダムシリーズのヒロインの父親。こちらは下劣で卑劣な人間性の持ち主で親子仲もあまりよくない。