概要
pixivユーザー「円満 堂」氏が、pixivへ掲載しているオリジナル漫画。
「誰か忘れられない男がいる」のが働く条件のオネェバー「昔の男」。
そこで働く従業員と一人の女子高生から繰り広げられる同性愛に対する様々な考えを題材にしたちょっと下品なラブコメディ。
基本は女子高生とオネェの恋愛漫画だが、登場人物のほとんどが同性愛者、主にゲイの為注意が必要である。
作中の時代設定は2015年となっていいる。
登場人物
髙山(たかやま)
身長184㎝、32歳
新宿二丁目にある観光オネェバー「昔の男」の店長。かなりのヘビースモーカー。
口調がオネェ、加えて男好きなだけで化粧や女装はしない。だが多少の美容はする。
めぐみのことは本当の親の様に接していたが最近は余裕がなくなってきている様子。
黒のズボンに七分丈の黒いTシャツを着ており、常に猫背。しかめっ面がスタンダードだがちゃんと笑う時は笑い、泣く時は泣き、照れる時は尋常じゃないほど照れる為感情が乏しい訳ではない。
忘れられない男は屋代さん。
因みに『高山』ではなく『髙山』である。これは本名ではなく大学時代に東雲元気によってつけられたあだ名らしい。
(隠している理由は「見本に使われるほど平凡な名前で恥ずかしかったから」)
椎塚めぐみ(しいづかめぐみ)
身長148㎝、17歳
髙山が大好きな高校2年生。いつも笑顔が絶えない元気いっぱいな女の子。
だが家庭状況があまり良くなく、幼い頃に両親が離婚したため父親の顔さえ覚えておらず、シングルマザーとなった母親は仕事熱心で月に数回にか会えていない。
その父親が実は男と不倫をし母親と離婚したのだと知り、新宿二丁目で聞き込みをしている最中髙山と出会った。
「昔の男」従業員
東雲元気(しののめげんき)
身長174㎝、32歳
事務でお金関係をすべて担当し、接客もこなしている。
顔はとても良く、体も筋肉質。常にスーツで仕事も出来る。女性からの人気がとても高いが、彼はれっきとしたゲイである。
金髪に飄々とした性格で下品な発言が多い。大阪出身でテンションが上がったり興奮すると関西弁に戻る。髙山とは喧嘩が絶えないが、大学から12年の付き合いの為仲が良いんだか悪いんだか。
目は糸目に近い状態だが普通に開けられる。元々目つきが悪くバー開店時に髙山に指摘され少しでもよくなるよう伊達眼鏡を着用している。その言った本人は目を閉じている理由もろとも発言自体忘れていた。
女性には絶対に手を出さないという決まりを作っており、寧ろ紳士的。
好きなタイプはノンケで、ガチガチの初心者をホモにするのが生きがいのクソビッチ。
ただ高校生の時に父親の作った借金を返すため男娼をしていたことは負い目に感じている。妹もいるらしいがその際に親戚に引き取られ生き別れとなった。
忘れられない男は「幼馴染」。(こちらに関しては過去小説が出ているhttps://www.pixiv.net/novel/show.php?id=6383559)
潤子(じゅんこ)
身長174㎝、35歳
バーテンダーをしておりちゃんと資格も持っている。あまりバーカウンターからは出てこない。
目を疑う程の美人で、スタイルもスレンダー。身体のラインが良く出るキャミソール型のドレスを着ており、バーカウンターにいるお客さんのほとんどが潤子のファン。だが男だ。勿論偽名。
元から女顔で化粧はナチュラル。オカマなので身体は一切いじってないが一見さんには高確率で女と間違えられる。
まるでお母さんの様な優しい性格で皆を見ててくれるが、東雲とは少し怪しい関係とかそうじゃないとか。
過去の事はほとんど教えてはくれないが、昔はそこそこ有名な絵描きだったらしい。
好きなタイプは可愛い男の子。年下が好み。噂によると東雲と同じくリバらしい。
忘れられない男は…(こちらに関しては過去小説が出ているhttps://www.pixiv.net/novel/show.php?id=5160007)
あずさ
身長170㎝(193㎝)、25歳
ウェイター兼ガードマンをするニューハーフ。
常にメイド服を着ているが別に仕事着でもないし普段着でもない。
ピンクの髪をツインテールにしており、恐らく地毛で眉毛まで染めている。
お転婆な性格でめぐみとは一番の仲良し。可愛い物が好きで女になりたいという気持ちはあるが口調はいたって普通。伸縮自在な身体の持ち主でどうやら胸意外のところも手術したと思える。ゴリラ。
東雲に恋心を抱いているが、天邪鬼なため空回りばかりする。そして東雲もそういう事にはいかんせん感が悪い。
胸だけ付いており、下はまだかなり立派なものがある為戸籍上は男のまま。
元自衛隊でガチムチの半端じゃないイケメンだった。7年前に東雲に拾われ「昔の男」で働く事になった。それこそモロタイプだったので東雲は大変後悔している。
忘れられない男は「東雲」。そして大切なものは「手術後に東雲から貰った髪留め」。
その他
屋代さん
髙山の恋人。東雲を大阪から東京へ連れ出し、潤子を元々のお店から引き抜き更に離婚までさせたという、豪快かつパワープレイが好きな、何を考えているのか全く読めない不思議な男。大阪から連れてきた東雲と同居したのち髙山と付き合い、結果三人の同居となる。髙山、東雲、潤子の三人を巡り合わせた張本人で、12年前にこの三人を庇い交通事故で他界してしまう。三人にとってはとても感謝してもしきれない恩をそのままに、目の前であの世へと旅立って行った。
が、屋代には妻そして幼い娘がおり髙山の立場は完全な浮気相手だった。
屋代春(やしろはる)
4話にて出てくるめぐみの従妹。
屋代の娘だと思われるのだが果たして・・・・。