コスチュチィ
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こすちゅちぃ
TRPG「ダンジョンズ&ドラゴンズ」に登場する、歪んだ霜の巨人の姿をしたデーモン・ロード。
TRPG『ダンジョンズ&ドラゴンズ』に登場するデーモン・ロードで通称は「怒りの王」。
原語ではKostchtchieと表記されているが、スラヴ神話の魔人がモチーフであり、公式の邦訳ではそのままコシチェイと呼称される。
怒りと力、冬を司っているデーモンで、黄色い肌に眉毛以外は無毛の、がに股の容貌が歪んだ霜の巨人の姿をしており、両手で持つ巨大なハンマーで、敵対する全ての者をすさまじい激怒のもとに粉砕する。
元は不具の人間種として生まれたが、その姿ゆえに人々から忌み嫌われたために、自らを嘲った女性達を憎み、激情に支配されて周囲を者たちを害し続けた。
その様子を見たバーバ・ヤーガに気に入られ、不死のタナーリ(デーモン)へと転生させられてしまったのだが、本人はタナーリをひどく憎み、特にグラズト・マルカンセット・スリュムの3柱を嫌っている。
そのため、かつては「プリンス・オブ・デーモンズ」の称号を持っていたオボクスオブを利用して滅ぼそうと画策していたとされる。
デーモン・ロードとしては吹雪が常に吹き荒れており、険しい山々と氷の裂け目が広がる、奈落(アビス)の鉄の荒野(第23階層)を本拠地としており、様々な次元界に現れては霜巨人(フロストジャイアント)の氏族を自らの配下にしつつ、険しい山を見かけると登山隊を結成して登頂し征服することも好んでいる。
鉄の荒野の氷河の谷にある「ストルドッター門」は、イスガルドのヨトゥンヘイムおよび宇宙樹ユグドラシルへと繋がっている次元門で、この門の建設において彼の娘たちが生贄とされたといわれ、同じく生贄とされたワルキューレと混じり合った魔物と化して徘徊しているという。
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