概要
黒の教団本部室長で リナリー・リーの兄。若き天才科学者で教団内サポート派の最高位。
教団内においての服装は白いコートとスリッパ。いつも被っているベレー帽には何か仕掛けがあるらしく、科学班員たち曰くたまにそこから何かの音が漏れているらしい。科学班員をこき使っては振り回している節があり、彼らからの信頼度は「99%の信頼と1%の殺意」。
カフェイン依存症気味でコーヒーが無くては仕事ができずに暴れだす(コーヒーは本格派で、ブルーマウンテンがお気に入り)。
極度のトラブルメーカーかつマッドサイエンティスト。船に弱く乗船時によく船酔いするらしい。
病的なシスコンであり、「リナリーが結婚する」というセリフでどんな深い眠りからも覚め、完全武装する。リナリーとは逆に、基本的にギャグキャラだが、時として冷徹となることがある。エクソシストを道具としか思っていない一部の教団幹部からエクソシストを守る防波堤でもある。
自分の上司にあたり、長い間リナリーにトラウマを植え付けてきたルベリエ長官のことは内心嫌悪している節がある(コムイ曰く「上司でなければ絶対殴っていた」)。
アジア支部支部長のバクからは実力を認められる一方でライバル視されているが、彼がリナリーに気があることを見抜いており、アレン達の教団本部への帰還後、バクがリナリーの見舞いに行けぬよう面会謝絶にしたり、病棟への通路に厳重なバリケードを作ったりと徹底的に門前払いにした。
アニメ版1作目のアニオリ回「リナリーの恋」では科学班員であるラッセル(アニメオリジナルキャラクター)とリナリーが親しげに話しているのを見て2人が交際していると早とちりしてコムリンII改や極秘に開発したコムリンIIIまで持ち出して大暴走した(実際にはリナリーがラッセルの子供へのプレゼント選びを手伝う代わりに、コムイへのプレゼント選びをラッセルに手伝ってもらっていただけというオチだった)。
発明品
コムリン
コムイがエクソシストのサポート等を目的に開発したロボットで、コムイと同じくベレー帽が特徴。
しかし何らかの形で不具合を起こしたり、コムイ本人が暴走しては教団本部を壊滅寸前に追い込むほどの騒動を引き起こすトラブルメーカーと化す。
作中(主にアニメ版)ではI〜EXなどと様々な亜種が登場している。
初登場したコムリンIIはコーヒーを飲んで不具合を起こし、リナリーをマッチョに改造しようと暴走するが、リナリーによって破壊された(ちなみにコムリンIは以前神田の蕎麦を食べたことでキレた神田に斬り捨てられたとのこと)。
しかし当のコムイもコムリンにはリナリーと同等以上の愛着を持つため、破壊されることを非常に嫌がっており、イノセンスでコムリンを破壊しようとするアレンを吹き矢で攻撃するなど、コムリンのためなら手段は選ばない。
コムビタンD
コムイが日頃疲れている本部職員のために開発した滋養強壮剤。
摂取すると自我を失い、ゾンビのようになる上、次々と他人に噛みついて感染させるという欠点を抱えていたため、科学班の手によって隠されていた。
ワクチンは感染源である人物からしか作れないが、これらが教団本部移転時においてとんでもない騒動を引き起こすこととなった。
関連タグ
コムイ…こちらでの登録が多い
夜桜凶一郎:同雑誌の漫画のキャラクター。シスコンかつ中の人繋がり。