コロナ(LOM)
せいけんでんせつのころな
CV:下地紫野(アニメ『聖剣伝説 Legend of Mana -The Teardrop Crystal-』)
ゲーム『聖剣伝説 LEGEND OF MANA』の登場人物。
イベント『小さな魔法使い』で初登場するエルフ(作中では森人)族の少女。年齢は7歳。
バドの双子の姉で、父(名はハイン)の形見である魔法のほうきをいつも持ち歩いている。
歳のわりにしっかりした性格で、魔法については弟ほど執着しておらず『使えれば便利』と思っている程度。
以前は魔法都市ジオに家族で在住しており、魔法学園にも通っていたが、両親が魔法実験の事故で死去する不幸に見舞われる。
その後は姉弟揃ってドミナの町に戻り、その後色々と紆余曲折(後述)があって主人公の家(マイホーム)に居候する事になる。
夜寝る時に金縛りにあうのが悩みらしく、リュオン街道にいるマナの7賢人・ガイアの下へ連れて行くと、その事について相談を持ちかけている。
名前の由来と北米版
名前は実在のビール「コロナビール」に由来しており、酒・タバコの表現規制に厳しい北米版では「リーサ」に名前変更されている。
ピンクに近い紫色の髪を、赤いリボンでポニーテールにしている。服装は、薄いシャツの上に赤いワンピース。
エルフの身体的特徴である長い耳(公式イラストだと長いというよりは大きい)を持ち、手足に刺青を施している(恐らく魔法の制御用だと思われる)。
マイホームにいるため、話しかければいつでも仲間に加える事ができる。
四つある必殺技枠のうち三つは魔法楽器で、火属性と金属性のものをセットしている。武器である形見のほうきはロッド扱いになっており、必殺技『後光』が使用可能。
- 小さな魔法使い
バドがドミナの町のはずれで実行したカボチャによる世界征服計画に嫌々付き合う。
その後、主人公によって懲らしめられるが、彼(彼女)がバドの弟子入りを認めた際に
「あわわわわ。なんて心の広いと言うか、なんというか・・・」と、その寛大さに驚いていた。
- お父さんのほうき
ある日、父の形見であったほうきが行方不明である事に気づいたコロナは
「あんな大きなほうきを無くすはずがない」と狼狽える。
その直後に2階へ上がっていったサボテン君を主人公が問い詰めるとほうきをゴミ山に遺棄した事が判明。
話を聞いてほうきを探しにゴミ山へ向かい、何とか見つけ出したコロナだったが
周囲に散乱するゴミ達が抱く人間への恨みの衝動を受け、珍しく弱気な態度を取ってしまう。
何とかバドが大魔法使いと称された父親を引き合いにして励まそうとするが
彼が「ドミナでしか通用しない、魔法学園の落ちこぼれ」であった事を思い出し、ますます意気消沈してしまう。
しかし、父親の残した「三十六計逃げるにしかず」「負けるが勝ち」の言葉を復唱し、元気を取り戻す。
その後、ほうきを無事に取り戻すが、流石に折れた部分はどうにもならず、バドが修理する事になった。