コンバットスーツ
こんばっとすーつ
「宇宙刑事ギャバンは戦闘の際、コンバットスーツを蒸着するタイムは僅か0.05秒にすぎない。では、蒸着プロセスをもう一度見てみよう!」
武器はもちろん通信用や調査用など、様々な機能が内蔵されたメカスーツで、各刑事達の所有する母艦から転送されてくる。
主人公3人のスーツ以外にも以外訓練用、量産型などが存在すると設定されている。
しかし本編中にスーツ姿で登場したのは、主人公3人以外では『シャイダー』第14話のイメージイラストに登場した「地球の宇宙飛行士を助けた宇宙刑事」のみ。
『ギャバン』に登場したアラン刑事も設定上は所有しているとの事だが、本編では未登場である。
シリーズのメインライター上原正三による同人小説ではアニー用のコンバットスーツも登場したらしく、野中みのるによる漫画版のシャイダーにおいて人間型以外の宇宙刑事用コンバットスーツのモデルタイプが登場した。
劇中では見栄えをよくするためのアップ用スーツと殺陣をこなすアクションスーツとに分けられている。
基調カラーは銀色。DVDボックスには「タイプ名・ターボプロテクター」と表記されている。
装甲材質は「グラニュウム合金」。
動力は内蔵された「バードニウムエナジー」。武装の全てが内蔵型なのが特徴で
指先に「レーザーZビーム」「シルバービーム」等の発射機構を有する。
レーザーブレードは左手首に収納されている。
「蒸着」というシステムによって0.05秒で装着される。
この他にも獣星人センサー、エレクトロソナー、ガスセンサー、レーザースコープ、ショックアブソーバー、空間移動用ブースターといった特殊機構を備えており、歴代と比較してもかなり多機能である。
レーザースコープとディメンションコントローラーが青いのが撃が装着する「typeG」と呼ばれるバージョンである。
基調カラーは赤。DVDボックスには「タイプ名・ソーラーメタリックプロテクター」と表記されている。
ギャバンの蒸着システムの発展型でグランドバースで増幅された太陽エネルギーを変換しグラニュウムに添加した装甲である「ソーラーメタル」を加えた「赤射蒸着(劇中では略称の「赤射」呼称が多かったが)」というシステムによって1ミリ秒で身に付ける事が出来る。なおソーラーメタルは赤いメタリック部分のみで他の色の部分はギャバンと同じ「グラニュウム合金」であるとの事。動力も転換された「ソーラーエネルギー」が用いられる。
レーザーブレードは左腰のボックスに内蔵。また右腰には光線銃「クライムバスター」(融解ビーム、ショックビーム、キラービーム、治療ビームにチェンジが可能)が装着されている。
この他にも高次元ソナー、サーチャースコープを備える。
電の装着したシャリバンはイガ星の守り刀である聖なる剣を使ったこともある。
基調カラーは青。DVDボックスには「タイプ名・ブルーメタリックプロテクター」と表記されている。装甲材質はグラニュウムα合金。
バビロスの「プラズマブルーエネルギー」を用いた「焼結」というシステムによって1ミリ秒で身に付ける事が出来るが、具体的にどういうエネルギーなのか説明が全く無い為、赤射同様蒸着システムの発展型なのか、それとも全く異なる変身システムなのかは不明である。また他の人間が母艦側から操作する事で、本人の意思に関係なく電送させる事もできる。
右腰のホルスターに「ビデオビームガン」を装備しレーザーブレードは腰部中央のバックル状パーツに収納されている。他にもシャイダースコープやシャイダーサウンドセンサーを装備している。
なお「プラズマブルーエネルギー」はコンバットスーツ自体の動力でもありレーザーブレード起動時にはこれが注入される。
またシャイダーのコンバットスーツには未熟である大をサポートする為に動作補助用のサポートコンピューターが大腿部や腕に追加されている。
プレイステーション2用ソフト『宇宙刑事魂』に登場。
カラーは黒。別名は「超電導コンバットスーツ」。銀河警察が開発していたがあまりにも危険すぎる存在で、封印されていた。
しかしハンターキラーが盗み出して自ら装着、己が最強の存在である事を証明すべく3刑事に襲いかかった。
「キラービーム」という光線技を持つ。
装着所要時間がいずれも瞬時に設定されたのは、「ヒーローの変身中に敵が攻撃してこない」ことへの理由付けとされる。
『巨獣特捜ジャスピオン』及び『時空戦士スピルバン』は世界観が異なることもあり、スーツの名称は「コンバットスーツ」ではない。
前者は「メタルテックスーツ」、後者は「ハイテク・クリスタルスーツ」である。