コンラート(FE)
こんらーと
CV:佐藤拓也
初期クラス:パラディン
リメイク版の新キャラクター。ドーマ教団に狙われるセリカの危機を救った「仮面の騎士」。
正体はソフィア国王リマ4世の王子で、幼い頃に生き別れたセリカの兄。宰相ドゼーの策謀により離宮が襲われた際、侍女の手により脱出し、リゲルにいる大賢者ハルクのもとへ逃れ、そこで過ごしていた。セリカはこの襲撃でコンラートが死んだと思っていた。
ハルクのもとで文武に励む最中、家事もこなしており、一通りのことはできる模様。
彼の母はリゲルの貴族で、食糧援助の便宜を図ってもらうために、リマ4世に嫁いだ。
そのため、厳密にいえば、セリカとは異母兄妹の関係に当たる。だが、母の出自故に他のきょうだいやその母親である妃たちからは冷遇されていた中で、セリカと彼女を産んですぐに他界したリプリカ妃だけはコンラートに分け隔てなく接していたため、兄妹仲は良好。
初登場は第2章最終マップのソフィア城。当初は敵であるドーマ教団やドゼー一派に見つからぬよう、仮面で正体を隠し友軍ユニットとして登場し、セリカ軍に助太刀。その後、ミラ神殿である人物から預かっていたサークレットをセリカに渡す。4章セリカルートでドルクの砦攻略後、セリカ軍に敗れてなお誘惑しようとするドルクに止めを刺し、背負った重責に耐え兼ね、自暴自棄になりかけたセリカを叱咤した際に、自ら仮面を取り、正体を明かし、そのまま加入する。
本来は温和な性格で子供の頃は怖がりですらあったが、正体を明かす前は厳格なそぶりを見せている。一人称も普段は「僕」だが仮面をつけると「私」に変わる。声のトーンも全然違うためセリカからはお兄様が二人いるみたいといわれている。
なお、素の性格はかなり天然で、迷いの森は一人では初めて来たので道が分からなかったり、自分の仮面を「カッコいいだろう?」と説明するなどセリカ達を困惑させている。どうも仮面を身につけるとスイッチが入るようである。
セリカ軍では村人であるアトラス・クリフ・エフィがソシアルナイトにCCしない限り、唯一の騎兵である。ステータスは全体的に高く纏まっているため主戦力として期待できる。
戦後は統一バレンシア王国の文官となり、マイセンの後を継いだ。
女性からの人気は大きかったが生涯独身を貫いたという。おそらくは自分に子供ができたときに継承権などで揉めることを危惧したと思われる。
あるいは昔のFEのように、本当はセリカが理想の女性だったために、それに匹敵する人が終生現れなかった、と見ることもできる。
セリカ軍最後の仲間でありながら、今更パラディンLv7で加入する。
しかし、その低初期レベルでありながら最上級職のジークやマイセンに負けない初期ステータスを持つ上に、力が若干低めな点を除けば非常に優秀な成長率を誇る大変優秀なユニット。
下級職からきっちり育成したたたき上げのユニットが途中から加入した来たようなもの、というのが感覚としては近い。
また、最初から魔防が12である点も非常に嬉しい。更に、彼の魔防の成長率はなんと8%もあり、他のキャラの魔防成長率が0~5%であることを考えると、これは破格の数値と言えるだろう。
後にエマの10%に抜かれてしまったが、あちらは有料DLCである。
仮面の騎士 コンラート
「僕はコンラート。
妹のアンテーゼと一緒に
たくさんがんばるからね!」
属性 | 青 |
---|---|
兵種 | 槍/騎馬 |
武器 | バリアの槍+→仮面の騎士の槍(専用) |
奥義 | 氷華 |
A | 金剛明鏡の構え2 |
B | 攻撃の封印3 |
2019年10月の大英雄戦で登場。
ステータスは速さがかなり低い鈍足だが守備と魔防は高い。
騎馬ユニットで数少ない魔防の高さで魔法相手にも戦える特徴があり、バリアの槍でさらに固めるので対魔法型。そして守備も高いので遠距離反撃を付ければ受け専門の兵種として活躍できる。
ただ攻撃が少し物足りないのと切り返しを付けないと追撃しないのでかなり手間はかかる。
2023年4月のアップデートで専用武器「仮面の騎士の槍」が登場。自分から攻撃するか周囲二マス以内に味方がいると戦闘中、全ステータス+4かつ自分の魔防20%分、敵の攻撃守備魔防が減少する効果で特殊錬成効果は自分のHPが25%以上の時は戦闘中さらに全ステータス+4かつ魔防版回避効果。これで耐久面がかなり上昇して魔防の差に応じて速さ以外の敵のステータスを下げてダメージ軽減する個性を得た。
イラストは立ち絵のみ仮面を外している。
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burgundy
monochrome、chartreuse greenの続き。今回はパオラ視点です。コンラートの病を知ってパオラがどのような想いを抱き、そしてそばにいることを決めたか、までを書きました。ほぼパオラの独白のようなものですが、これまでずっとシリアスだったこともあり、後半は穏やかにほのぼの会話してるだけになってしまいました。だって作者二人には穏やかにちょっと冗談でも言い合いながらお話してる姿が一番似合うと思うのです。お互い何かをなくして、なにかを得た。書いていて二人とも愛情深いところがよく似ているなと。そして本文中にもありますが、二人とも大切なもののためならば、残酷なほどに冷徹になれそうな気がします。正と負の部分を同じくらい抱えていそう。今回は瞳をキーワードに書こうと決めていたのですが、コンラートの瞳の色が分からない!というピンチに陥りました。そういう情報はどこかに載っているのやもしれませんが、ええい私が思う色で書いてしまえ!となりこうなりました。温かい目で読んでいただけると嬉しいです。また前作、前々作を読んでくださった方、ありがとうございました。コメントでお見掛けしたのですが、私声優さんの話には疎く、コンラートとアベルさんの声が同じこと、全く知りませんでした。こんな偶然もあるのですね。次回の話に盛り込んでいこうかなと思います。次か、その次くらいにはくっつけたい…ですね。二人の物語はしばらく書き続けたいと思っていますので、どうぞ気が向きましたら、読んでいただけると幸いです。4,527文字pixiv小説作品 ある王子のためのオブリガート
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初書きの二人です。実は半年くらい前からずっと書きたかったけど、なんだかんだで後回しになっちゃってた話。セリカもコンラートも暗殺されかかってる関係上、炎が怖いような気がして。二人はそれをどうやって乗り越えたのかな、と思ってそれを焚き火の前で語らせたかった。私が仮面オフのコン兄書くと可愛くなりすぎる気がする。5,917文字pixiv小説作品 コンラートVS四王子+執事
エコーズのコンラートってギャップがあっていいですよね。 仮面ある時は勇ましいのに仮面なしだとドジかわいいっていう兄と弟の両属性っていうのが好きです。CV佐藤拓也さんなのもツボです。 仮面なしだと見た目が聖魔のアスレイさんを思い出すのは気のせいですかね(笑)。 今回はコンラートに嫉妬するifの四王子と執事の話です。例の如く王子達と執事がクズなので好きな方は注意してください。4,677文字pixiv小説作品