ゴジラ教

ごじらきょう

アニメ映画『GODZILLA』三部作の前日談『怪獣黙示録』に登場するカルト宗教。

概要

アニメ映画『GODZILLA』の前日談小説『怪獣黙示録』にて発生したというカルト宗教。

2030年代のアメリカで、アンギラス、バラゴン、バランを瞬殺しアメリカを壊滅させたゴジラに対し、心おられた人々が起こしたといわれる一種の終末論。核弾頭教、終末教とも呼ばれる。

ゴジラをヨハネの黙示録に登場する黙示録の獣（ザ・ビースト）と同一視し、神が人類に裁きを下すために遣わした存在であると扱い、核兵器によるエネルギーを浄化のための炎と捉え、その炎に身を焼かれることで殉教することが正しい道であるとしている。

既存の宗教観念が崩壊し壊滅したアメリカで急速に広がり、各地で流出した核を用いての集団自決が行われた。2035年に地球に来訪したエクシフの教えが広まったことによって人々は一度はカルトから救われたが、2046年以降、人類の最期の希望だったメカゴジラの破壊とエクシフ神官の多くが地球から脱出することが決まると人類最後の生存の地であったとされる南米で復活の兆しを見せ始めたと言われている。