概要
寄生性等脚類ウオノエの一種。
サヨリへの寄生率はとても高く、数匹に1匹は寄生されている。
鰓に沿って身体が曲がっている。
左右のエラにオスとメスがそれぞれ1匹づつ寄生している。
6~7月に孵化した幼生は海中を泳ぎ周り、サヨリを見つけると体表にしがみついて寄生する。
サヨリが見つからない場合はクロダイやメジナなどの稚魚に寄生してやり過ごし、サヨリを見つけると再び泳いで飛び乗り寄生する。
以前別種とされていたブリエラヌシ(サヨリノオジャマムシ)は現在サヨリヤドリムシと同一種とされている。
食べると意外と美味しいらしい。