「帝王バンバはお前も母親同様、我ら新人類帝国の為に働いて貰いたいとお望みだ」
CV:細井雅男
概要
『イナズマン』第17話「謎の対決!ふたりの渡五郎!」に登場。
カメラやフィルムの集合体を思わせるメカニカルな外見をしたミュータンロボット。
全身に帯の様に巻いているフィルムで相手を締め付ける事が出来るほか、『タイムショット』は、相手を写真のように固定し、相手と瓜二つの姿に化けることが出来る恐るべき能力である。
尚、『タイムショット』で変身した姿は指紋ですら完璧に再現している為、見た目だけで偽物かどうかを判別することは不可能であり、この能力を受けた人物は時間が1時間程固定されてしまい、その前後の記憶が失われてしまうという特徴を持つ。
その使命はこの最大の必殺技である『タイムショット』を使って渡五郎に成りすまして数々の犯罪行為を行い、五郎を社会的に抹殺し、行き場所を無くした彼を新人類帝国へと取り込む事である。
活動歴
五郎を偽の電話で呼びつけ彼そっくりに変身すると、ライジンゴーを奪い現金輸送車を襲撃し、警官をマシンガンで射殺して金を強奪。
上記の罪で拘置所に護送される途中の五郎を護送車から解き放ち、ワザと大声で「俺は渡五郎を助けに来たのだ‼」と大声で叫んだうえで乗員を皆殺しにしようとする。
まんまと狙い通りに五郎が新人類帝国の味方だと誤認させることに成功すると、最後の一押しとして再び五郎に化け、ライジンゴーでキヨシ少年をひき逃げした後、暴動寸前まで追い込まれていた被害者遺族の眼前で最後の凶行に及ぼうとした所を駆け付けた本物に阻止される。さらに本物がそれ以前に怪我をしたキヨシ少年の手当てをする為にシャツの片腕をもいでいた為、今までのカラクリがバレてしまい計画は失敗。
最後の決戦において再び『タイムショット』をイナズマンに繰り出すも、高速で動き回ってピントを合わす前に技を避けるという荒業で無力化され、更に『逆転チェスト』で自慢の『タイムショット』を撥ね返されて、自分が一時停止するという羽目になってしまい、最後は動けなくなった所へ放たれた『稲妻落とし』の落雷を浴び粉々に吹き飛ばされ絶命する。