現実にも株式会社シャフトエンタープライズという企業があるが全く別物。こちらは千葉県船橋市に本社がある。また、アニメスタジオのシャフトも無関係。
概要
「機動警察パトレイバー」に登場する企業。
全世界に展開する巨大な多国籍企業で、「つまようじからスペースシャトルまで」というキャッチコピーのとおり、家庭用品から自動車、化学製品、レイバー製造や軍需産業に至るまでありとあらゆる商品を扱っている。
警備や人材派遣サービス「パレット」を子会社に置いており、さらに配下に軍事組織まがいの警備会社「SSS(シャフト・セキュリティ・システム)」も持っており、また密輸、人身売買、武器・爆発物などの所持、テロリストへの資金提供など非合法活動を組織的に行っている。
香港に駐在している極東マネージャーが、日本支部シャフト・エンタープライズ・ジャパンや韓国支部シャフト・エンタープライズ・コリアなど、極東地区の企業体を指揮管理している。
極東マネージャーは、豪華客船「長城号」内にオフィスを構え、各国を巡っている。
日本では表向き、アーケードゲーム機やゲームソフトを開発する会社として知られている。東京に本社を持ち、土浦に研究所を持っているが、明確な経営情報が明らかにされておらず、企業活動には不明な点が多い。社長の氏名、素性などは明らかになっていないが、社内会議には通訳を付けていることと、その風体から欧米人ではないかと思われる。
企画7課の内海課長は、会社方針から外れる行動が多く社内からは批判も多いが、社長や極東マネージャーなど経営陣の信任が厚くその後ろ盾になっているものと見られる。内海の部下は、チーフ格の黒崎を筆頭に、赤石、緑川、村崎ら高度専門技術者陣と、青砥、白井ら裏工作活動部隊の二系統に分かれているようである。監査部の査察により、社内のオンラインシステムを細工し、裏活動資金を捻出していたことが発覚した。
作中では主にグリフォンやブロッケンといったいわば「悪役」を送り出す会社として存在している。
漫画版は、日本法人であるシャフト・エンタープライズ・ジャパン内の内海課長を中心とする企画7課との対決が主軸として描かれている。