概要
アンダーボーンフレームに低い車体を持つファミリーバイク。
レッグシールドが付いていたり、オプションでフロントバスケットが装備できたりと、実用性に振った設計だった。
ただし、見た目の雰囲気が似ている事からダックスのようなレジャーバイクと勘違いされる事が多い。
エンジンはスーパーカブの流用。
ミッションは2速と3速があり、共に自動遠心クラッチである。
また、排気量は50ccと70ccが用意され、70ccは二人乗りが可能である。
長いモデルライフの中で何度もマイナーチェンジを受けており、1981年にはメイン画像のように角型ヘッドライトに変わった（登場時は丸型）。
他にも、燃料計の追加、タイヤのチューブレス化、電装の12V化などを施されている。
1999年に排ガス規制の強化により生産終了。
現在ではカスタムベースとして人気があり、特に族車への改造が盛んである。
元々持っている2速ミッションや自動遠心クラッチは嫌われる傾向にある為、真っ先に手をつけられる個所である。
尚、媒体によって「シャリー」「シャリイ」などと表記揺れが見られるが、これは時期によってホンダ自身も呼び方を変えていた為で、間違ってはいない。
