1,ゴマノハグサ科の2年草、多年草ジギタリス
2,R-TYPEシリーズに登場するバイド系戦闘機。
本項では2を解説する
機体解説
正式名称はB-1A ジギタリウス。
軽量かつ堅牢な植物性バイドの表皮を機体装甲として応用したバイド系実験機体。
ただし、バイドエネルギーのみでは特殊装甲がすぐに枯渇してしまうことが判明し、装甲強度の維持のために人間には猛毒であるらしい特殊な薬液を大量に必要する。
後継機のB-1A2 ジギタリウスⅡはR-9Aに比べて装甲が70%強化したものの、大量の薬液を必要とするので機体の軽量化が犠牲となった。B-1A3 ジギタリウスⅢは装甲維持システムに「バイド論理演算」を導入し「よりバイドに近い制御」を可能にした一方、相変わらず薬液が必要なことと、装甲維持システムの暴走の懸念により正式配備される事は無かった。
なお、上記の通り「堅牢な装甲を持つ」という設定だが実際のゲームには反映されておらず、敵弾などに被弾すると当然ながら一発でアウトになる。
装備
バイドシード砲
植物性バイド素子を込めた波動エネルギー弾を5発同時発射。着弾地点でバイドの芽が咲き、敵に継続ダメージを与える。
B-1Aでは2ループチャージ。B-1A2では3ループ、B-1A3では4ループチャージで着弾時に花が咲く。
ただし移動する相手には芽(花)が振りほどかれてダメージを与えにくい。
フラワー・フォース
触手型コントロールロッドに植物性バイドを添加したもの。成長に応じて触手から「花」が咲く。
シードキャノン
赤クリスタル取得時。
触手を開いた状態では種子型の低威力レーザー弾を連射する。閉じた状態だと弾が発射されずにエネルギーがチャージされていき、触手を開くかフォースシュートすることで波動砲のような高威力・貫通性を持ったレーザー弾を発射する。バイドシード砲と同時にチャージ状態を保つ事も可能で最大チャージ時の威力はスタンダード波動砲に匹敵するが、通常連射の威力の低さとチャージ中の無防備さ、移動時の暴発など扱いづらさが目立つ。
スパイクレーザー
青クリスタル取得時。
水平方向へ棘状のレーザーを5発同時発射。
連射性が高く、触手の開閉によって攻撃範囲が変わるが、本機の中ではもっとも癖が無い性能のレーザーと言える。
フラワースイング
黄クリスタル取得時。
コントロールロッドの先端から花の咲いた触手(茎)のようなエネルギー体をムチのように振り回す。射程が短く威力も低いうえに、耐久力の高い敵に接触するとフォース内へ引っ込んでしまうので扱いづらい。
眼球・ビット
どのレーザークリスタルでも支援攻撃は行われない。
R-TYPE TACTICS
第二作『R-TYPE TACTICSⅡ』から登場。
地球側のR戦闘機ではなく、バイド軍が運用する生命戦闘機という扱い。
広い索敵範囲に、低威力だがチャージの短い波動砲、B-1Dより高威力なフォースレーザーなどを持つ一方、迎撃武器が無く、自己再生能力を持つが低いHPなど欠点が目立つ。
入手した当初はそれなりの戦力になるが、総合的には器用貧乏なので使い道がなくなっていく機体と言える。
機体ナンバーはBwf-1A1に変更された。後継機のBwf-1A2、Bwf-1A3も登場する。