概要
※以下、ネタバレ
『バットマン』シリーズでおなじみのジョーカーの本名であり、マルチバースにあたる『フラッシュポイント』でスーパーヴィランにならなかったジョーカーとも言える人物。
あくまで2022年に発表された設定であり、それ以前はジョーカー自体が長年「本名不明かつ得体の知れない怪人」とされていた。
『フラッシュポイント』は本家(メインユニバース)とは異なる世界観となっている。
・バットマンになるはずだったブルース・ウェインが死亡。
・ブルースの父トーマス・ウェインが代わりにバットマンとなる。
・トーマスの妻マーサ・ウェインが息子を失っ
たショックでジョーカーに相当するヴィランとなる。
それらの相違点によってジョーカーになるはずだったジャック・オズワルド・ホワイトが一般人として平穏な人生を歩む事となった。
関連タグ
ジャック・ネイピア…ティム・バートン版バットマンにおけるジョーカーの本名。こちらは当初こそ一般的な犯罪者であったものの、途中からジョーカーへと変貌した。
アーサー・フレック…『ジョーカー(2019年の映画)』におけるジョーカーの本名。こちらは逆に途中からジョーカーとなった一般人であり、バットマンが存在しない世界の登場人物である。
実写版
『ジョーカー(2019年の映画)』の続編である『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』にて囚人の青年として登場。
エンドクレジットでは「young inmate=若い囚人」と表記されていたが、のちのインタビューでジャック・オズワルド・ホワイトその人と判明した。参照ソース
演者はコナー・ストーリー。
本作におけるジョーカーことアーサー・フレックは前作でジョーカーへと変貌して大衆からは悪のカリスマとして称賛されて刑務所送りになった後も強い影響力を持っていたが、本編後半ではジョーカーである自分に虚しさを感じて法廷で「ジョーカーとしての人生を引退する」という旨の発言をした後にただの囚人として生きる事となった。
そして、刑務所内で面会のために廊下を歩いていたアーサーの前にジャックが現れて隙をついてアーサーをナイフで滅多刺しにして殺害。
直後に笑いながら自分の口元をナイフで切り裂く等、自らが次のジョーカーとなる事を示唆しながらフェードアウトした。