概要
“ジャノワール”、“ジャナワル”、“ジャナ”、“レイク・ヴァン・モンスター”、“ヴァナ”、“キャナヴァー”とも表記されるトルコ最大の湖であるヴァン湖に生息しているとされるUMAの一種。
容姿
1890年に新聞で報告された容姿が最も詳細で、クリーム色のドラゴンのような生き物で、ワニのような頭部と胴体、四肢があり、棘のない尾が生え、前肢と後肢の間には肋骨のようなつくりの膜の翼が生えていたという。
近年の目撃では体長は15~20mで、茶褐色の体を上下に揺らしながら移動し、稀に潮を吹くと報告されている。また怪獣の様な頭部を持つとされているが、目撃者の中には馬に似ていいたというものもある。
目撃と正体
1997年にユズンジュ・ユル大学助手のウナル・コザック氏が撮影に成功したとされる映像がCNNニュースで流された事でその存在が広く知られるようになり、その正体は新生代に生息していた鯨の仲間であるバシロサウルスの生き残り説が有力とされているが、馬、カバ、アシカの誤認説などもある。
またヴァン湖はアルカリ度が高い為に生息している魚が小魚程度の大きさのものが一種類しかいない為、巨大生物が仮に生息していたとしても食糧事情が乏しいのでとても生きていけないとして存在を疑問視する声もある。
ちなみにコザック氏が撮影した映像は後に模造だと発覚しており、コザック氏もその際の製作費を巡るトラブルで音信不通となっているらしい。