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ジュプトル(ポケダン)

ぽけだんのじゅぷとる

『ポケモン不思議のダンジョン 時・闇の探検隊』およびマイナーチェンジ版『空の探検隊』に登場する重要ポケモン。
目次 [非表示]

CV:てらそままさき(特別アニメ版)


概要編集

ポケモン不思議のダンジョン 時・闇の探検隊』およびマイナーチェンジ版の『空の探検隊』に登場するポケモン。


世界各地に散らばる「時の歯車」を盗み続ける盗賊であり、軽々と歯車の番人を倒してしまう実力は並大抵のものではない。



ストーリー中の活躍編集

  • Chapter-3終盤で初登場。パートナーが主人公に時の歯車について「盗っちゃいけないもの」と説明しているのと同時刻、遠く離れたキザキの森でそれを盗む。
  • 「時の歯車」は特殊な力を持つ6つ歯の歯車で周辺の時間を制御する秘宝、これを所定の位置から取るとその地域の時間が止まってしまい、そのため悪党であってもこれを盗ろうとする者はおらず(実際『空の探検隊』のスペシャルエピソード「チャームズさんじょう!」でもそうであった)、もし盗るならそれは相当な大悪党だとされている。
  • 当初、正体は明らかにされていなかったが歯車の番人ユクシーが姿を目撃したことから容貌が明らかとなり、大悪党として大々的に指名手配される。
  • 主人公達とは、Chapter-12終盤での「だいすいしょうのみち さいしんぶ」で対峙。負けシナリオなので別に勝てなくともストーリーは進む。攻略本には強敵と書かれているが、対策していけばそこまで手こずらない。ただししんりょく持ちなので追い詰めてから草タイプの技で根こそぎHPを持っていかれないよう注意が必要。
  • その後、ヨノワールが公の場でジュプトルは未来世界から逃亡してきた大悪党であり、時の歯車を盗むことによって世界全体が時間停止を迎える星の停止を引き起こそうとしていると説明。最終的にChapter-13終盤でヨノワールの活躍により逮捕されてハッピーエンド……









……とはならずストーリーは急展開を迎える。


以下、chapter13および14以降のネタバレ注意














真実編集

【ピクチャーガレージ】ジュプトルの想い出

  • その正体は主人公が人間だった頃のパートナー。主人公と何があっても世界を救うと誓い合っていたらしく、自分が悪者だと思われても世界を救おうとしていた。
  • ときのはぐるまを求めていたのは星の停止により時が止まり永遠の闇に閉ざされた世界を救う為に、時の歯車を本来の置き場所である時限の塔に納めようとしたからである。
  • 過去へ向かう途中で主人公共々全ての黒幕の妨害を受け、主人公は結果として姿がポケモンになり記憶を失ってしまった。

  • そして、ヨノワールは敵対する闇のディアルガの腹心であり、星の停止を食い止めようとする主人公とジュプトルを始末するべくやって来たポケモンで、Chapter-13ラストでパートナーもろとも未来へ連れていき抹殺しようとした。
  • ジュプトルは主人公とパートナーに星の停止の真相を伝え、主人公の正体を知って以降は主人公たちと協力し再度未来を救うべく行動を開始する。

  • 性格
    • 基本的に実直でお人好しな性格をしている反面、せっかちな性格でもあるからか誰かに助けを求めるような行動はあまりしない。かといって一匹狼ではなく、慎重な性格をしているだけで仲間はいる(ピンクのセレビィ、マイナーチェンジ版『空の探検隊』におけるヨノワールの台詞から「星の停止調査団」なる組織の存在が明らかとなっている)。
    • 特にパートナーがジュプトルを「信用出来ない」と言った際には、ジュプトル自身もパートナー達を突き放した態度をとり別行動を取ったものの密かに2匹を心配したり、その後のピンチを切り抜けた後は自分を頼ってきたパートナー達をつっけんどんな物言いをしながらも受け入れたりなど、例えるならバットマンタイプのヒーロー像をしている。
    • 一方で少し鈍感なところがあり、セレビィの恋心に気付かないなど朴念仁の気がある。


  • 「まぼろしのだいち」でのヨノワール戦後に「未来を変えてしまうと未来のポケモンが消えてしまう」事が明らかとなり、それはジュプトル・セレビィ・主人公も該当している。しかし、歴史を改変すると自分が消えてしまうということも承知の上での行動であり、最後は歴史改変を主人公たちに託し、ヨノワールを道連れに時空ホールへ入って未来へ帰っていった。


あんこくのみらいで編集

あんこくのみらいで

  • 『空の探検隊』のスペシャルエピソード「あんこくのみらいで」において未来に帰った直後の動向が描かれる。
  • 主人公たちが星の停止を阻止する時間を稼ぐため再びディアルガの元に向かうことを決意。ヨノワールとも行動を共にするうちに確かな友情が芽生え始めたことで彼と完全に和解。
  • 彼とセレビィの3匹でだいひょうざんの時の回廊を破壊しようとする闇のディアルガを食い止め、過去の世界を守り通した。
  • その直後に過去改変が起こり未来世界とともに消滅するかと思われたが、ディアルガの上位存在とされる者の力により消滅せずに生存。過去に残った主人公も自分たちと同様に消滅せず生きていることを信じ、自分たちは主人公の活躍によって得られたこの未来を生きていくことを朝日に誓うところで彼らの冒険は幕を閉じる。

外部出演編集

  • 特別アニメ「時の探検隊・闇の探検隊」「空の探検隊~時と闇をめぐる最後の冒険~」

てらそままさき氏(アニメ『ダイヤモンド&パール』ではハンサムを担当)が声優を担当。かなり渋めなダンディボイスとなっているのが特徴である。後者のアニメではゲーム本編とは違い、エナジーボールとタネマシンガンを習得している。


セレビィと共にゲスト出演。水源の空洞で倒れたセレビィの救助を手伝ってほしいと主人公のチームに依頼してくる。ただ助けに行ったはいいものの「一匹で助けに来てほしかった」「迎えに来てほしくてわざとダンジョンで倒れたフリをしていた」といったセレビィの女心が読めないなど鈍感ぶりは相変わらず。


余談編集

任天堂ゲーム専門誌「ニンドリ」2009年5月号に掲載されている空の探検隊のインタビュー記事(P74)において、(株)チュンソフト (現スパイク・チュンソフト) シナリオ担当の冨江 慎一郎氏が盗賊役の選定に関する裏話を語っている。それによると

  • もともとプロットの段階では盗賊の役はルカリオであり、ずっとそれで作られていた。
  • しかしある時、(株)ポケモンの開発プロデューサー、川村 久仁美氏が「ルカリオは正義のポケモンというイメージが強いので、やっぱり盗賊という感じではない」と提言。
  • それを受け、川村氏に候補となるポケモンを選定してもらい、その中で断トツで光っていたのがジュプトルだった。キモリの進化系であるため主人公とパートナーと印象が近すぎるという部分があり、採用するかどうかすごく悩んだものの、最終的にジュプトルにしてよかったと思った。

との事で、結果としてジュプトルは今日に至るまで根強い人気を誇るキャラクターの一匹となった。

一方、主役キャラとしての地位を確立しているルカリオだが、このような裏話があるので、あえてルカリオが盗賊として活躍する姿を想像してみるのも一興ではないだろうか?

探検隊 IF:盗賊役 (2)


関連タグ編集

ジュプトル ポケモン不思議のダンジョン

時・闇の探検隊 空の探検隊

デレビィ ヨノワール(ポケダン) ヤミラミ

闇のディアルガ/ディアルガ

あんこくのみらいで


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