概要
CV:矢田耕司
『ロボット刑事』第11話『バドー基地の秘密!!』、第12話『マザーが狙われる!』に登場する、バドーのロボット。
名前通りに全身がバネで構成されており、それを活かしたトリッキーな動きで相手を翻弄する。攻撃を受け吹っ飛ばされてもバネによって跳ね返りダメージをそのまま返すことも可能。両腕も伸縮自在である。
前話のロッカーマンと同じく目的はKとマザーの破壊。ロッカーマンと戦い疲弊したKを襲撃、さらにバドーロボット処理班を率いエネルギー切れ寸前のKを追い詰めていった。
また善意の科学者になりすました特殊工作員を使い、Kに万年筆型の小型水爆を持たせる。Kがマザーの元でエネルギー補給を行った瞬間に水爆を起動し、親子を一網打尽にする計画であった。
そして水爆を起動させ計画は成功したと勝ち誇ったが、その前に現れたのは死んだはずのKであった。爆発の瞬間、水中に逃げ難を逃れており、観測されたのはただの爆発に過ぎなかったのだ。
逃げられないと悟りKと戦闘を開始。バネの体を活かしたトリッキーな攻撃でKを翻弄し戦いを優位に進めるも、その動きの法則性をKに分析され猛攻を受ける。怯んだところをKのロボット破壊銃により破壊されてしまった。
一部の児童書では「バネのついていない背中が弱点」とされているが、作中で明言されることは無く、Kがそこを狙ったような描写は無い。あえて言えば最後の猛攻を受け吹き飛ばされた際に、背中から岩に叩きつけられ苦しむ描写がある。
なお新條刑事、芝刑事と戦った際に「お前らを殺しても一銭にもならん」、「命だけは助けてやる」と身を引いているが、その後の二人の行動により爆破計画が明らかになり、新條刑事の報告でKが難を逃れるという展開になっている。
関連項目
スプリングマン:同名のキャラクターが複数存在する。伸縮自在のバネの体に相手を翻弄するトリッキーな動きといった共通点が多い。詳細はリンク先を参照。