概要
ザクF2型をベースに開発されたモビルスーツ。
追加装甲による重装甲化やデッドエンドG(ジャイアント)ヒート・ホークやミサイルポッド等の武装の増設が成されており、腰部には武装を保持出来るサブアームも追加されている。
また、当機には世界のありとあらゆる武術、戦術、戦闘パターンがインプットされており、開発チームには魔術師や祈祷師まで参加していたという噂もあるが詳細は不明。
ザクF2型の1000倍強いという意味合いも含めてF2000というコードネームが付けられたが、製造コストがあまりにも高すぎた為に試作機が一機製作されただけで開発が打ち切られ、その試作機も、あまりにも強すぎたためにアクシズ最下層部に封印されている
……という設定のガンプラ。
実際にはプラ板やパテ、流用パーツなどを用いて劇中の登場人物であるタツ・シマノがザクF2型をベースに改造したガンプラである。
勿論、ザクF2型より1000倍強い(未推定)と言うネーミングは製作者本人の設定による。
武装はボルテックスマシンガンZ、ザク・マシンガン、90mmマシンガン、ミサイル、デッドエンドGヒートホーク。
射撃兵装で敵をデッドエンドGヒートホークのリーチへ誘き出し、叩きのめす戦闘スタイルを得意とする。
劇中の活躍
第二話から登場し、持ち前の重装甲・重武装で主人公のイレイ・ハルのビギニングガンダムと友人のサカザキ・ケンタの白式を苦しめたが、追加パーツと本体との接着が甘かった為、格闘戦の最中に装甲に亀裂が入り、それが原因で敗北した。
続く第三話においてガンプラ選手権に出場。
追加パーツをパテではなくプラ板メインで造型し、軽量化を図って機動力を向上させ、その結果GP03ステイメンを撃墜するに至っているが、選手権での最終的な戦果は不明。
また、本編後を描いた各種外伝では、バンダイから正式に商品化された事になっている。
この他、ガンダムビルドファイターズシリーズにも客演を果たしている。
バリエーション
スーパーグフカスタムB3000
ガンプラビルダーズDに登場。ベース機にグフカスタムを用いた改造ガンプラ。
左腕に三連マシンキャノン、右腕にボルテックスマシンガンZを、サブアームにはジャイアントバズおよびガトリングガンを装備しており、スーパーカスタムザク以上の火力を誇る。
ビルダーはサキ親衛隊エースチーム「グフ三兄弟」の一人。タツ・シマノと同じくバトルでキャラが変わるタイプの人間であり、有名ビルダーとも知り合いとあるが、彼がタツと同一人物であるかは不明。
元ネタは島田フミカネの二次創作イラストだが、武装の構成は大きく異なる。
ザク・ザ・ザク
ガンダムビルドファイターズの外伝「キットアンドビルト」に登場するガンプラ。
スーパーカスタムザクF2000にザクアメイジングのアメイジングブースターを取り付けたザクの中のザク。
専用の剣は合体させてナギナタ型の武器として使用できる。
商品
HGとして1/144の商品が存在。頭部は本編の仕様の他、指揮官用のアンテナ付き(ガンダムビルドファイターズではこの形態で登場)やアップリケアーマーのものを選択できる。
関連項目
フルアーマーザク:ガンプラビルダーズのルーツとなったであろうプラモバトル漫画『プラモ狂四郎』に登場したMS(2つの種類のザクを組み合わせる+αなキット)。本機の重装備・重装甲さはまさにこの機体を髣髴とさせるものである事から。