CV:蓮岳大
概要
軍内最強の武力※かつ随一の獰猛さを誇り、死地にも嬉々として突っ込んでいくため、戦狂いとまで言われるゼノウ一家棟梁。
蒙武よりも一回り大きい体格(比較対象は桓騎や雷土になるが、アニメ第5シリーズのED映像を見ると体格差がわかり易い)と、野牛の首を素手で捩じ切る程の膂力、そして常に濁点を付けた口調の持ち主。
ゼノウ一家は力押しの場面では最大の働きをするが、「戦闘民族」と言われる程の戦狂い度と気に入らなければ味方ですら殺してしまう凶暴さのため、桓騎ですらゼノウ一家には滅多に近寄らず、桓騎兵からは『桓騎軍の中でも最もやばい二つの一家の内の一つ』と言われている。
桓騎曰く「奥の手」であることから、出すまでもなく勝利した山陽と味方の秦軍にも多大な影響を与えるため(あるいは蒙武が馬陽で大将軍として起用されなかったように防衛戦と相性が悪かったため)か合従軍編では未登場。
また、鄴でも開城後に暴れ回っていたようだが、場内の虐殺には至らず被害自体は最小限に留まっている。
黒羊編では初日から雷土とともに追い込まれながらも丘の一つを奪取した他、五日目は慶舎をあと一歩の所まで追い込む活躍を見せた。
影丘では終盤、手薄になった扈輒軍本陣を奇襲し、扈輒の逃げ場を誘導しただけに留まった。
肥下の戦いにて奮戦したが消耗したことで、上和龍との一騎打ちで胴体を斬られ瞬殺されたように思われたが実は死んだフリをしていたようで、桓騎の呼び声とともに上和龍の顔を片手で握り潰して結果的に相討ちとなった。
※『キングダム公式ガイドブック 戦国七雄人物録』に掲載されている武力だけで見るならゼノウの武力は桓騎と同等の93となっているため、ゼノウ一家全体で武力最強と解釈する方が適切である。