概要
大阪の有限会社・柴紋で実車として製作され、1992年に完成。
ドラえもんがマント型太陽電池を纏った姿をしており、鈴の部分からは、ドラえもん役の大山のぶ代の声が発せられる。
実際のレースでも使われ、日本国内外の多くのソーラーカーレースに出場。
2008年5月にレストアされて以降、大阪産業大学預かりとなり全国各地の小学校や公共施設に出張展示されるなど活躍の場を広げていたが、2019年以降は石川県小松市にある日本自動車博物館に藤子プロから寄贈され、それ以降同館にて展示するという形で保管されている。
模型
田宮模型から「ソラえもん号工作セット」として、実際に走る模型としても販売。
運転席には、野比のび太が座っている。
2012年にはリニューアル版が発売され、ソーラーパネルの形状が変化し発電性能が向上している。
映像作品
『太陽は友だち がんばれ!ソラえもん号』として、1993年3月6日に公開。
実写によるドキュメンタリー作品であり、のび太と源静香の2人がナビゲートを務め、のび太としずかは着ぐるみとしても登場している。
翌1994年に制作されたOVA『のび太と未来ノート』のエンディング映像にも1カットのみだが登場している。