概要
第58話「前線基地地獄城!!」
第59話「地獄城悪魔の戦闘宣言!!」に登場。
全高36m、重量400t。しかしその身長は、マジンガーZの数倍大きく見える。
その巨体と怪力、手にした棍棒が武器で、肉弾戦で戦う。見た目はギリシア神話に出てきそうな、片方の肩を布で止めた(いわゆる「エクソミス」と呼ばれる)衣の意匠をしており、頭部には月桂樹の冠を模したパーツが付いている。この衣も鋼鉄で、相手を縛り上げる。
棍棒は武器として用いるほかに爆破機能があり、これで受け止めたマジンガーZとともに爆破せんと試みた。
また、顔部分は表情を出す事が可能で、表情豊かな一面も見せている。嘲笑したり困惑したりする様子も見せていた。
劇中での活躍
前話でジャイアンF3が倒された後、マジンガーZもオーバーホールしなければ動けない状況になったのを見計らい、市街地に出撃した。
そのまま市街地を暴れまわり、破壊活動を繰り広げる。ボスボロットやアフロダイAが立ち向かうも、歯牙にもかけず光子力研究所に接近。
やがて、オーバーホールが終了したマジンガーZと対決する。数倍ある体格差で迫り、金棒を投げつけ、受け止めたところで爆発させてマジンガーZを怯ませ、そのまま踏みつぶそうとする。
しかし、マジンガーZはオーバーホールとともに、三博士により新兵器「アイアンカッター」を装備していた。そのために片足を破壊されるが、鋼鉄の衣を伸ばしてマジンガーZを拘束し、そのままボディプレスで押しつぶさんとした。
だが、その状態でマジンガーZはアイアンカッターを再び放ち、左右に真っ二つにされてしまった。
破壊されはしたが、戦っている間にドクターヘルの前線基地・地獄城は完成する。
「マジンガーZ/INFINITY」にも登場。
少なくともマジンガーZの十倍近くは巨大で、その手にZを握り、振り回した後に金棒をバットのように振るって打ち飛ばした。
しかし、無数の機械獣相手に、マジンガーZは反撃。
ダムダムL2をスクランダーカッターで倒した直後のマジンガーZに対し、再び金棒で打撃を食らわす。だが、金棒を受け止められ、そのままマジンガーZに力負けして金棒ごと振り回された後に、プラント内の壁に投げつけられ、直後に金棒を叩き付けられ爆発四散する。
原案デザイン
永井豪御大が原案デザインを手掛けている。ジャイアンF3同様、こちらのラフデザインにも大きさの比較用にマジンガーZが描かれていた。デザインそのものの変更点は特になし。