概要
“爆弾魔(ボマー)”の異名を持つ、危険度A級の高等吸血鬼(バンパイアロード)。
人物
表向きは笑みを絶やさない敬語喋りの爽やかな青年。だが実際は、自身の作り出した爆弾を『芸術(アート)』と称し、愉快犯的に破壊行為を行う極めて危険な性質の持ち主である(ショットからは、「ギャグ漫画でバットマンみてーな真似しやがって」と言われている)。
能力
ガラクタから爆弾を生成する事ができ、ダイナマイトの様な普通の物から後述する特殊な仕様の物まで作れる模様。
作中の動向
初登場となった第129死では、鶴見川上流の新横浜湖にある貸しボート屋の店員に扮し、ボートに時速7ノット以下になると爆発する爆弾を仕掛け、自身を追っていた吸対のケイ・カンタロウと彼に巻き込まれた辻斬りナギリを罠に嵌める。
しかし、カンタロウはパイルバンカーを使ってボートの爆弾が取り付けられた箇所のみを切り離し、ナギリ共々ボートから脱出。そうとは知らないダイナは、そろそろ潮時だとして新横浜を去ろうとするが、ボートに並走していたニホンオッサンアシダチョウの大群に乗って戻って来たカンタロウによって確保された。
その後はVRCに収監されたが、第181死で脱走して破壊の限りを尽くし、駆けつけたドラルクに94回死なないと外せない新型爆弾『デッド オア デッド ボム』を取り付ける(すぐ死ぬ同胞(ドラルク)がいるとの噂を聞いていたので、その様な仕様にした。しかも同じ死に方だと死にカウントされず、たとえドラルクを94回殴ったとしても外せない)。
ロナルド達の協力も経て無事爆弾を外す事が出来たものの、94本のコードを順番に切ると爆弾を解除出来るところで、ドラルクが説明も聞かずに「赤が好き」と間違えたコードを切ったため、結局爆発オチを迎えた。
ちなみに見ての通りストレートに危険な能力のため、同回ではロナルドには速攻で殴られ、ショーカからは「魔法少女サイトの世界に送り込んでやろうか」と言われ袋叩きにされた(掲載誌が同じ)。
余談
再登場した第181死は、週刊少年チャンピオン創刊50周年企画による記念回。
関連項目
こちらも週刊少年チャンピオン創刊50周年企画のチャリティオークションにて、本作出演&希望した方法でドラルクを殺せる権利が出品された結果、生まれたキャラクター。