概要
東京都町田市から神奈川県川崎市と横浜市を流れて東京湾に注ぐ川である。
規模はそれほど大きくなく、風光明媚な見所や特産の水産物等は特にない。
近年はだいぶ改善されてきてはいるようであるが、下流は川崎と横浜の工業地帯を流れるので長年日本で最も水質汚染が進んだ川の一つとして知られている。また古来より洪水がよく起こるので、地元民や神奈川県民の多くからもあまり好きではない印象を持たれている。
自然
タナゴ、タモロコ、オイカワ、カマツカ、ドジョウ、ミナミメダカ、ニホンウナギ、アユなどの魚やゲンジボタル、シジミ、テナガエビ、クロベンケイガニなどが生息する。
近年はワニガメやアリゲーターガー、ブルーギル、ファットヘッドミノー、コウガイセキショウモなどの外来種が多数発見されている。
ヨコハマナガゴミムシという世界中で神奈川県横浜市付近の鶴見川河川敷にしかいないゴミムシの仲間の昆虫が居るが、開発による生息地の破壊などの影響で著しく減少しており、絶滅危惧種に指定されている。