概要
聖剣伝説シリーズで常連な雑魚モンスターの一種。宙を浮く壺に乗った、トマトとタコを合わせたような顔の真っ赤な亜人。
名前の通り邪教を祀る司祭という設定で、回復魔法を使用して戦闘を長引かせたり、ゾンビ・悪魔を召喚するケースが多い。属性耐性は作品ごとに火だったり光だったりばらつきがある。
一方で集落を形成して主人公達と交流したり、自ら仲間になったりする個体も居たりと雑魚モンスターにしては物語中の扱いは良かったりする。
聖剣伝説2
シリーズ初出。パンドーラ遺跡で登場。
次々とゾンビを召喚しヒールウォーターからファイアボールまで操る多芸で厄介なモンスター。作中多くの敵がボスも含め防御力0・回避0の設定の中、何故か防御力49・回避99という冗談みたいな物理耐性を持っているため、弱点属性のフリーズなどで処理した方が良い。
終盤に上位種として体色が紫の「カオスソーサラー」というモンスターも登場、こちらも回復や召喚を行う。一方で防御力0ではあるがティンクルバリアを私用してくる。
聖剣伝説3
火山島ブッカはじめ多数エリアに出現。
本作ではシャルロットのエンチャントレスのモンスター版らしく、使用特技が同じになったいる。ヒールライトの所為で戦闘が長引きがち。
ちなみに上位種にイビルシャーマンとネクロマンサーという浮遊壺モンスターも登場。こちらも同名のシャルロットのクラス3と特技が丸被りである(ただし敵のイビルシャーマンはデーモンブレスだけは使わない)。
ダークプリーストの村
「またくるだぎゃー!」
火山島ブッカでは大人しい個体が村を作っている。トーテムポールにテントの集落でネイティブアメリカンを思わせながら、何故か名古屋弁である。幽霊船でゾンビがアイテム売るくらいなので今更だが、ここにもショップがあり島脱出までの拠点になる。
自然と共に生きるため火山の噴火で滅びることすら素直に受け入れているが、彼らを心配する主人公達に感じ入って御礼を述べるなど、とても邪教の崇拝者と思えない精神構造をしている。
リメイク版にて
3D化に伴い結構素早い空中敵となり、ヒールライトも相まって雑魚としては厄介な部類となった。空中強攻撃なら一撃でも叩き落とせる雑魚が多い中、叩き落とすまでの耐久力が高く攻撃が連続で入りにくいといういやらしい特性がある。
聖剣伝説LOM
ジャングルなどに登場。こちらは口から吐く炎が厄介で、横判定がやや長い上に火だるまにされてしまう。
ノルン山脈の火のマナレベルを3にすると亜人系ペットモンスターのダークプリースト「マンボ」を仲間にできる。シンクロは火だるま付与。
聖剣伝説VoM
カッスィーヤ平原に登場。図鑑にも邪教崇拝という記載がある。魂石でティンクルレインと交換できる。