概要
チックチャーニー(Chickcharney)とは、バハマ諸島アンドロス島で伝承される怪鳥。
姿は脚の長い体高3フィート(0.91m)ほどの、梟を引き延ばしたような醜い鳥で、翼の下には鉤爪がある腕を持つ。
森の中に棲んでおり、この怪鳥に出会ったときに親切にすると幸運が舞い込み、手ひどく扱うと不幸が訪れるといわれているが、奇妙な見た目を嘲るものは殺されてしまうと信じられていた。
また数本の松の木をまとめてその中央に巣を作るとされ、今でも山中でこのような巣が見つかるといわれている。
一説には、バハマ諸島に更新世後期ごろ(約1万2千年前)まで生息していた、バハマオオメンフクロウ(Tyto pollens)という、環境の変化により絶滅した巨大なメンフクロウの生き残りが正体であるといわれるが、アンドロス島ではこの種の化石は発見されていない。
創作での扱い
アビセア-アルテパに出現するコカトリス族のNM。
邪視による石化や、沈黙、バフ吸収などの状態異常技を使いこなすモンスターである。