概要
鹿児島県の沖永良部島に伝わる家に憑き、火事を起こすという鶏の怪。
胡麻塩色の羽根を持ち頬が赤い。空の瓶や桶があるとそこに宿るという。
憑かれることを防ぐためにはそれらの器を伏せるか水を満たす、それでも憑かれてしまったらユタを呼んで追い出すしかなかったといわれる。
現地では邪神としてとても恐れられ、似た羽色や姿の鶏を飼うことも忌避された。
創作での扱い
- 水木しげる作品
『5期鬼太郎』では妖怪大運動会の参加者として登場。南方妖怪が設定を変えて登場する「鬼太郎国盗り物語」ではムー帝国の村の長として登場。