チピヤクカムイ

ちぴやくかむい

アイヌ神話に登場する女神の一柱。

概要

アイヌ神話における、羽衣神話ないし天女伝説に類する伝承に伝わるカムイ。

地上に降り立つ際はオオジシギの姿で顕現するとされる。

伝説によると、ある時チピヤクカムイが川で水浴びをしていた所、とあるアイヌ人の男性に見つけられて着物を隠され、裸を見られてしまう。

裸を見られたチピヤクカムイは男の妻になる事を臨んだが、結婚の為には兄であるアペルメとカンチュウの試練を受けなければならなかった。

男は彼女の手助けもあって見事試練を突破することができ、晴れて2人は夫婦となって地上で暮らすこととなった。

しかし、カムイは必ずカムイに世界である『カヌイモシリ』に帰らなければならないという掟があった為、チピヤクカムイは男の運命を操作して代理となるアイヌ人の妻をあてがい『カヌイモシリ』へと帰っていたという。

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女神　天女　アイヌ神話