概要
アプリ版『ウマ娘』に実装されている育成シナリオの一つ「アオハル杯~輝け、チームの絆~」の主題となるチーム対抗戦に出走する、主人公チーム最大の敵。
長期出張で学園を離れる秋川理事長の代理に着任した樫本理子の掲げる「徹底管理プログラム」の意義と成果を証明するべく、編成されたのがチーム<ファースト>である。
チームと銘打ってはいるものの、実際のところは樫本トレーナーの綿密な個別管理によって能力を伸ばしていくソロ気質のウマ娘たちの集まりで、メンバー同士の関係は希薄。
集団行動が苦手だったり、他者と群れるのを嫌うタイプのウマ娘にとっては願ってもない環境らしく、最終的には生半可な育成では太刀打ちできないほどの精鋭集団として主人公チームを迎え撃つ。
寮での反復学習や日誌の提出が義務付けられており、自主的な追加トレーニングは厳禁。
食堂ではメンバー同士が一緒に居ることのほうが珍しいようだが、その距離感がかえって気安いのか、チーム内に険悪な様子は見られない。
成長を実感しているウマ娘は多く、メンバー間の切磋琢磨よりも、昨日の自分自身を超えていくことを重視する気風の強いチームと言えるだろう。
各々が樫本トレーナーに強い信頼を寄せており、その共通項がやがて<ファースト>に思いもよらない結束を生み出すことになる。
悪役?
管理教育反対ムードの漂う学園内で数少ない理事長代理派の生徒という事もあって、他チームのメンバーから嫌がらせじみた行為を受けていた事も示唆されており、アオハル杯の初期~中期にかけては他のチームに対する刺々しい態度が目立つ。
彼女らが他のチームのやり方を「仲良しごっこ」と揶揄するのも、それぞれの経緯は異なれど、価値観の違いから集団内で爪はじきにされた過去を持つためであり、苦い経験から生まれた皮肉である事が窺える。
とはいえ、誤解に対して聞く耳を持たない頑なさや高圧的な態度(加えてチーム内にブレーキ役が存在していない様子)、メタ的には理不尽なまでのステータスでプレイヤーのチームを蹴散らしていくことから、必要以上にヘイトを買ってしまっている節もある。
「なまけ癖」などのバッドステータスが付き、トレーニング効率の低下に悩まされる育成シナリオを鑑みると、管理教育プログラムに一定以上の効果が見込まれることは明らかで、アオハル杯後のURAファイナルズに出走するビターグラッセとリトルココンの大成ぶりを見ると、自由な校風であるがゆえに結果を残す事が出来なかったウマ娘たちの存在にも思い至ることができるだろう。
メンバー
トレーナー
自身の掲げる徹底管理プログラムの実践例として自らチームを編成し、アオハル杯の制覇を以てプログラムの意義を示さんとする超ストイックなトレーナー兼理事長代理。
メンバーそれぞれの能力と伸び代から到達し得る最速タイムを設定し、雑談の暇もないほど密に組んだトレーニングで追い込む一方、ウマ娘ごとの状態を見極めて微妙に負荷を変えながら、着実にチームを強化していく。
彼女らが好き放題していても理事会が見て見ぬふりしていたのは、実は彼女の過去に起きた事件と関係があったりする。
ウマ娘
新キャラクターとして登場したリトルココン、ビターグラッセの他は他のレースにも現れるモブウマ娘……なのだが、アオハル杯決勝戦で数多のトレーナーとその愛バたちを薙ぎ倒していることもあり、ウイニングライブに登場する5人のエースをはじめとして、徐々にメンバーそれぞれの認知度が上がっている。
短距離
ジュエルネフライト | アジサイゲッコウ | デュオペルテ |
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エース / 逃げ | 追込 | 逃げ |
マイル
デュオジャヌイヤ | タイドアンドフロウ | アゲインストゲイル |
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エース / 先行 | 差し | 追込 |
中距離
ビターグラッセ | ショートスリーパー | タヴァティムサ |
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エース / 先行 | 差し | 先行 |
長距離
リトルココン | ミニベロニカ | クレセントエース |
---|---|---|
エース / 差し | 追込 | 逃げ |
ダート
ドミツィアーナ | クラヴァット | フェニキアディール |
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エース / 先行 | 先行 | 先行 |