概要
1997年に栃木県芳賀郡茂木町に開業した日本では比較的新しいサーキットである。
遊園地やアウトドア施設なども併設されている。
2006年に鈴鹿サーキットの運営会社・鈴鹿サーキットランドとの対等合併により運営会社が「株式会社モビリティランド」に改名(存続会社は鈴鹿サーキットランド)、2022年3月1日付で運営会社は「ホンダモビリティランド」に改名、ツインリンクもてぎは「モビリティリゾートもてぎ」に名称変更がなされた。
ロードコース
全長4.8kmの国際格式のロードコースである。2輪と4輪の両方の競技が行われる。
同じ運営母体である鈴鹿サーキットとは異なり直線基調のレイアウト。
しかしながら、各コーナーはタイトであり選手の技能が試されるコースである。
鈴鹿サーキットと同様に2分割してそれぞれ独立させて使うこともできる。
1999年から、鈴鹿と隔年でMotoGP 日本グランプリが開催されていたが、2003年に加藤大治郎のレース禍が発生したため、2004年以降はもてぎのロードコースのみとなった。
スーパースピードウェイ
全長1.5mil(2.4km)のオーバルトラック。
インディカーやNASCAR、ドラッグレースなどのアメリカンモータースポーツの開催を目的として建設された。
トラックはロードコースの上に設置されている。
スーパー耐久が開催された際には「日本では他に例がない高速周回路でのバトル」が期待されたが、マシンの安全性に対してスピードが出過ぎて危険だとして急遽シケインが設置された。
2011年3月14日の東日本大震災でコースに段差が出来てしまったため、それ以降はほとんど使われていない。なんでも元に戻すには恐ろしく修理費用がかかってしまうので放置せざるをえなくなっているそうである。
ホンダコレクションホール
本田技研工業や他社のマシンを保存するホンダコレクションホールがある。
車両の多くが動態保存であり、コンディションを維持する為に定期的にエンジンを掛けて走らせることがある。
東映特撮との関わり
『仮面ライダーアギト』のOP映像の撮影が行われた。
アギトの乗るマシントルネイダーが雨夜の中を駆け抜けるカットからツインリンクもてぎのコースを駆ける映像へと切り替わり、ギルスレイダー、ガードチェイサーがそれに続いていくという構成になっている。
『スーパーヒーロー大戦GP』でもショッカーグランプリの会場として登場し、ここでもマシントルネイダーが走行している。
本映画の公開を記念して現地では登場マシンが展示されていた(参考)。
『炎神戦隊ゴーオンジャー』では第2話の回想や最終話、EDのダンスパートの撮影に用いられた。
関連タグ
ばくおん!!(アニメ版でのバイクのエンジン音の収録をここで行ったとか)