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曖昧さ回避編集

  1. セガサターン用ホラーアクションアドベンチャーゲーム。 ※この項で解説
  2. 1999年に公開されたドイツのバイオパニック・ホラー映画。遺伝子研究所の実験失敗により、DNA配列の異常で生まれた怪物が下水道に逃げだし成長。人を襲う。

1.の概要編集

1998年にセガ・エンタープライゼスから発売されたセガサターン用ホラーアクションアドベンチャーゲーム。

クリーチャーデザインは韮沢靖氏、音楽は川井憲次氏が担当したことで話題となった。


海底基地という閉鎖された空間を舞台に、主人公のジョンを操作して、クリーチャーと闘いながら次々発生するアクシデントに対処しつつ、最終的に基地から脱出するのが目的。


基地内の探索・戦闘の合間に、CGムービーによるイベントシーンが挿入される形でゲームが進行する。(その為、インタラクティブ・ムービー系ともいえる作品)


ゲームシステム的には「バイオハザード」と比較されるが、海底基地が舞台なので「酸素」というファクターがシステムや演出に加えられている。

又、主人公がレスキュー隊の隊員な事から率先して活動したり、軍事実験施設が舞台という事で弾薬庫や緊急医療キットが有り、弾数・回復アイテムの補充が無制限で可能な理由付けがなされている。


海底を舞台にモンスターに襲われる展開は、先行する映画作品「リバイアサン」や「ザ・デプス」に似ている。


プロローグ編集

 21世紀初頭のある日、ネバダ州の大気圏外管制レーダーアンテナが、奇妙な電波と信号音を発しながら地球に近づく"謎の物体"をキャッチした。"謎の物体"はそのまま地球大気圏に突入し、摩擦で燃え尽きることなく太平洋上に落下した。米合衆国は急遽、海軍が誇る最新性原子力潜水艦【SSN-221:シーフォックス】を"謎の物体"の調査・回収に向かわせた。

 太平洋ーーー。

 海面下1000フィート(約300メートル)に建っている、4本足の巨大な建造物【SSB-01:ビッグテーブル】は、マリアナ海溝の断崖を利用して建設された米国海軍潜水艦海底補給基地だ。

 長期間の極秘任務を終えたシーフォックスが寄港し、補給を終えて出港しようとしたまさにそのとき、事件は起きた。完全に制御されてるはずのシーフォックスが突如旋回を始め、ビッグテーブルの移動型海軍極秘エリア【ネイビーエリア】に激突したのだ。やがて双方ともに無線が途絶えてしまう。さらにシーフォックスに搭載されていた魚雷【Mk-48ADCAP】が突如発射され、ビッグテーブルのエア補給システムを破壊してしまう。しかしそれは、そのあと起こる惨劇の序章にすきなかった。

 ビッグテーブル総指揮官のクランシー大佐は、事態を収拾するため、ビッグテーブルに設置されている民間レスキュー会社【ERS】に赴任して間もない新人チーフ・ジョン=メイヤーに、ネイビーエリアに取り残されたワイズバーグ博士の救助活動を依頼する。


そのころ、ネイビーエリアでは"何か"が目覚めつつあったーーーーー。


本編の舞台編集

  • SSB-01:BIG TABLE

太平洋艦隊所属 海底補給基地

グアム島沖のマリアナ海溝沿いに建造。海洋構造力学を配慮した4本の支柱に支えられた外観が巨大なテーブルに見える事から”ビッグテーブル”という通称が付けられる。

浸水・空気汚染対策として細かくブロック分けされているうえ、扉はダブルエアロック方式を採用している為浸水・空気汚染が発生してもその1ブロック以外に悪影響が広がらないように設計されている。

20時間で1日。

3か月以上の勤務は禁止。

●『NAVYエリア』・・ビッグテーブルにドッキング式で接続されている海軍のエリア。

●『CCDエリア』・・基地制御システムを総括するエリア。

●『アパートメントエリア』・・従業員用住居エリア。

●『エネルギーユニットエリア』・・動力を発電する外部接続エリア。原子力発電を採用している。

●『エアユニットエリア』・・空気の製造循環を総括するエリア。

●『ジャンクエリア』・・廃棄物を処理するエリア。

なお、軍縮の影響の煽りをもろに受けてしまった結果財政難となり、軍需産業系の民間企業に施設の一部を貸し出す事で資金源を確保している。


ビッグテーブル参入企業

●世界有数の医療機器会社『MI社』

●通信ネットワークの新興会社『DN社』

●海底環境開発の『シーファーム社』

参入民間企業からの要請で災害時の備えとして軍のOBで構成される民間救助会社『ERS(Emergency Rescue Service)』が基地内に招かれている。

    • US.NAVY 00-1117 ARGONAUT(アルゴノーツ)

ビッグテーブルとエアユニットエリアを行き来する為のゴンドラ。普段は自動操縦で動作しているが、事故等で動作不良を起こした際は手動操縦に切り替えて動かす事も可能となっている。


  • SSN-221:SEA FOX

原子力潜水艦

武装として音響追尾魚雷【Mk-48ADCAP】(ビッグテーブルへの誤爆防止用安全装置搭載)及びPoseidonMissile (核ミサイル)を搭載している。


  • リトルシャーク

ERSの救助潜水艇


  • 巡洋艦エルドリッチ

太平洋艦隊所属 ビッグテーブル救難活動担当船 識別番号64 甲板上にハリアーを1機乗せている。なお、翼には『MARINES』と『54』という文字が書かれている。



用語編集

  • ERS (EmergencyRescueService)

米軍元中尉設立の民間レスキュー隊 主要構成員は軍隊OBで構成されている。

1985年飛行機墜落事故や1997年石油プラント爆発事故 などで多くの実績を残している。

全米に32の拠点が有り民間から国家レベルまで救助要請がある。


  • AS エアシステム

普段は全自動で動作するが、エアユニットで事故又は故障で供給不能になった際は基地内の生命維持システムが非常モードに移行する。

非常モードに移行した場合、緊急時用手動式ASを使う事でブロック単位でテトラミックスを一定数供給される。浸水区画は浸水の原因を排除後ASを使う事で強制排水する事が可能となっている。

  • RC レギュレーター・チャージャー

レギュレーターにテトラミックスを充填する為の装置

  • テトラミックス

HPNS(高圧神経症候群)を防ぐため、鎮静効果のある窒素を加えたアルゴン置換混合呼吸用気体の名称。

  • レギュレーター

非常時呼吸器具。ビッグテーブル及びシーフォックス内に空気が供給されなくなった場合に使用し、時間にして数分もつように設計されている。AS(エアシステム)またはRC(レギュレーター・チャージャー)でテトラミックスを充填可能。海軍がイースタン・マリーン社に別注した特注品。


  • ADS-JIM TypeⅣ ビッグジム

Atomospheric-Diving System (大気圧式潜水服・潜水装甲服)

1992年開発 シラハタ重工製

compound Titaniumを表面に使用した結果従来型より30%の軽量化がなされ、更に装甲を薄くできたおかげで関節を動かしやすくなっている。

左腕に着脱式ユニット(ARU)を搭載し、水中バーナー、削岩機、水中銃(KPG L9)などのユニットをオプションで装着可能

ADSライセンスを持たない人物による事故を防止する為、シリアルナンバーを入力しない限り搭乗出来ない仕様となっている。

    • スペック

深度(m) 610

高さ×幅(cm) 210×100

空中重量(kg) 235


  • SGR-316特殊樹脂発射筒 (ガムガン)

潜水艦・施設等で亀裂が発生した際に使う応急修理剤発射銃


武器編集

グレネード編集

  • FE03特殊消化弾 火災を一瞬で消化するグレネード型消化カプセル 消化の際に毒ガスが発生する副作用有り。
  • E182特殊閃光(音響)手榴弾(スタングレネード) 敵の動きを一定時間麻痺させる事が可能。なお使用者も一瞬だが影響を受ける模様。
  • A97式圧縮空気手榴弾(エアグレネード) 区画内に一定量の空気を補充する。
  • M75手榴弾

銃火器編集

  • グロック 17

スタンダードウエポン

  • KPG L9

スタンダードウェポン

ハープーン・ガン(水中銃)で空気が有る場所でも使用可能だが、水中に比べて威力が雀の涙程度に減衰してしまう。

  • コルト ガバメント

スタンダードウェポン

多くの人々の思いがこもった銃。

  • ステアー TMP

スペシャルウェポン ロッカーナンバー3

サブマシンガン 連射力は作中一。なお、その代償として酸素消費量も作中一。

  • モスバーグ M500

スペシャルウェポン ロッカーナンバー2

ショットガン ショットシェルによる散弾銃タイプで並んだ敵に対してまとめて攻撃が可能。

  • フランキ スパス12

スペシャルウェポン ロッカーナンバー1

ショットガン スラッグ弾による一点集中型で火力が強力。散弾ではない為面攻撃は出来ない。

  • H&K MP5A5

スペシャルウェポン ロッカーナンバー5

サブマシンガン

  • H&K G11

スペシャルウェポン ロッカーナンバー4

UNKNOWN(シークレットウェポン枠)


外部リンク編集



関連タグ編集

セガ セガサターン DEEPFEAR

リバイアサン(映画)

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