概要
『BOOST』以降のゲーム版にのみ登場したLBXのひとつであり、アーマーフレームのタイプはナイトフレーム。
ハカイオーやブルドを始めとする重量機で有名なプロメテウス社が開発したLBXであり、ナイトフレームのLBXの中でも、特に王道の騎士、とりわけ「重騎士」と呼べる様な姿をしている。
名前の由来は、おそらく騎兵や騎馬巡査を意味する「trooper(トルーパー)」から。
イプシロンを除く他の『BOOST』初出のLBX同様、『BOOST』『爆ブースト』ではMGしか存在せず、どのパーツも入手難易度がそれなりに高い。
特に、MG通常カラーとMG黄に関しては、当時から不評だった「LBXカード」の報酬でしか入手出来ないという、中々酷い仕様となっていた(イプシロンのMG通常カラーも同様)。
プレイヤーにとっては、『BOOST』『爆ブースト』にて、裏ランキングバトル1位のスーパーピノンの僚機として登場したMG黒のカスタム機(胴体と下半身はMG通常カラーのゼノン、両腕はMG通常カラーのジ・エンプレス)が一番馴染み深いだろうか。
他にも、同作の裏ランキングバトルでは、3位のアルテミスMCがMG青一式を、12位の宇崎拓也もMG黒一式を使用すると言った様に、とにかく上位での顔出しが多く、上述のMG通常カラーとMG黄の入手法も含め、何かとプレイヤーにトラウマを植え付けてくる存在となっている(特に、アルテミスMCはシリーズ最高クラスの難易度とまで称されている程の鬼畜)。
尚、続編の『W』では、性能と引き換えに入手難易度が緩和されたNGとHGも登場しており、それぞれ道端にいるモブプレイヤーとLBXダンジョンのバトルから入手可能。
また、MGに関しても、費用は掛かるがMG赤はガシャポンで入手可能になっている等、全体的に入手難易度が下がっている(どちらかと言えば『BOOST』『爆ブースト』が鬼畜過ぎたのだが)。
『ウォーズ』においても、パーツ設計図自体はウォータイムのフリーバトルや表ランキングバトルから入手可能となっている為、やはり当時よりは入手難易度が緩和されているものの、開発可能ランクの都合上、最低でもラスボスを倒せる程度の実力が無ければ使用出来ないので注意。
基本装備は、巨大なハンマー「メガトンパニッシャー」。
他にも、アルテミスMC機は槍系武器の「破星棍」と小型の盾「コズミックガード」を、拓也機は剣「神刀ムラクモ」の二刀流を、スーパーピノンの僚機は両手銃「AMライフル48式α」を装備している。
アルテミスMC機の必殺ファンクションは、槍から炎を纏った斬撃を放つ「クリムゾンスラッシュ」。
スーパーピノンの僚機の必殺ファンクションは、広範囲を薙ぎ払う火炎放射「フレイムバースト」。
どちらもまともに喰らえば一気に体力を削られてしまうので、クリムゾンスラッシュはQTEのジャンプで回避し、フレイムバーストは相手の側面に回り込む様にして避け、間に合わないならガードすると良い。
余談
『ダンボール戦機』の海外版である『Little Battlers Experience』においては、ウォーリアーが「trooper(トゥルーパー)」の名前で登場している為、本機の名前も英語で「戦争屋」「主戦論者」等を表す「Warmonger(ウォーモンガー)」に変更されている。