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「金」がオレの力!「金」がオレのすべて!!

オレは金の力でこの世を支配してやるんだ!!

概要

大長編第4弾『4位のお金と563位のアイツ』に登場。

金持ちばかりが住むカネー星出身のカネー星人(つまり宇宙人)だが、彼の家だけは貧乏だったため病弱で寝たきりの母や3人の弟たちとともに「金がない」というだけで周囲から酷いいじめや差別を受けて育ったことから「世の中「」だ!」だと悟るようになり、金の力で最強になり世界の帝王に君臨せんと故郷を捨ててお金がたくさんあるという理由から地球に降り立つ。

そしてを誘拐し身代金として100000000000000000000000000(100じょ)円という無茶苦茶な金額を要求するじーさん「アイツ」の全財産(140円)と自身の小遣いを合わせても270円しか持っていなかったため「こんなんじゃ天ぷらそばも食えねえーっつーの!!」と激怒した(余談だが、じーさんと「アイツ」はこのやりとりよりも5ページ前に同じようなやりとりをしていた)。


この世のどこかにあり「100」まで貯めれば世界を滅ぼすほどの力を得られる近くにあるのに絶対に見つけられないメーター「おっかねぇメーター」の力によってお金を食べれば食べるほどその力を貯めてパワーアップする能力を持ち、270円を食べたことで初めは頭以外棒人間という貧相すぎる体系から普通の体系になり(この状態でも「アイツ」をパンチ一発で空の星にしてしまうほどの力を発揮している)、おっかねぇメーターを100まで満たすため孫を人質にとったままちゃむらいが貯めてた3万円を奪い食らったことで魔王のような鎧とドラゴンのような翼と尻尾を持つようになり、更には銀行を襲撃して強奪した大量のお金を食べたことで元の面影のない巨大な怪物となってしまった。

圧倒的なパワーでじーさんを圧倒し、メーターが100近くにまで達したため誰にも止められず、「まずはこの世の金持ちどもを皆殺しにしてやる」と宣言し、じーさんと孫はもうダメかと諦めてしまう……


…すると、メーターが99に達したところで序盤(35ページ前)で空に飛ばされた「アイツ」がたった今落ちてきて、そのトンガリ頭が脳天に突き刺さったショックで大量のお金を吐き出したことでメーターが72にまで低下しパワーダウンしてしまう。(ちなみに落ちてきた「アイツ」は既に完全に死んでおり、じーさんに早々ほっとかれた)

そのことを孫に指摘されたことで逆上し孫に攻撃するが、孫をキズつけられたことがじーさんの逆鱗に触れることになる。力では変わらず有利なはずなのにいくら攻撃してもしぶとく防ぎ、立ち上がり続けるじーさん。それはドルマネーが「4位」のお金のために、そして…じーさんがそれよりも大切な「1位」のために戦っていたからであった(じーさんはドルマネーに会った時から彼の過去を知ってなお散々「4位」とあだ名のように呼んでいたのはこのためだった)。

4位のために戦っているオマエに…、ワシは絶対負けん!!と宣言するじーさんを倒そうとするが、その戦闘の中でこの世でお金より大切な「3つ」……3位は自分自身の気持ちであり、明日への希望になってくれる、2位は一緒に笑い、一緒に泣き、そして一緒に成長することができる友達、そして1位は家族だと教えられたと同時に、

さっき…、オマエはワシの孫をキズつけたじゃろ?だから…ワシは負けるわけにはいかないんじゃ……なぜなら孫は……ワシの…大切な…、家族だから!!

とじーさんのパンチで殴り飛ばされ、それと同時におっかねぇメーターが0に到達し消滅してしまったことで爆発し、(母や弟たちと再会する夢を見て「家族」の温かさを知りながら)元の姿で意識を取り戻す。

そして、「「お金」の力が世の中で一番大切じゃなかったのなら、お金っていったいなんのためにあるんだろうな…?」と思うドルマネーに対し、じーさんからお金はな、お金より大切なモノ(夢と友達、そして愛する家族)を守る為にあるんだよと諭され改心し、家族の為にまじめに働く事を決意し故郷・カネー星へと帰って行き、家族と再会した。


余談

彼が言っていた近くにあるのに絶対に見つけられないメーター「おっかねぇメーター」であるが、実はページの両端の普段ページ数が描かれている場所に存在していた。(ドルマネーも100近くになったことでカミングアウトし、「ページのはじっこにあるのがいつもページ数だと思うなよー!!」と笑っていた)

……すぐそばにあるのに「絶対に見つけられん」と言う意味はそのためである(よくみるとお金を食べた後では数字が異様に飛んだりときちんと表現されていない)。


今回の話が載っている単行本17巻のプロフィールには金やゴールドにちなんだものとなっている。


本人と関係は無いがこの時の校長は、ある理由「アイツ」「あの人」などと全く名前を呼ばれておらず、エピローグで最後の最後で孫に安否を心配されたが、じーさんからは「アイツは563位だから…♨️」と蔑ろにされてしまっている。


関連タグ

絶体絶命でんぢゃらすじーさん 哀しき悪役

お金 貧乏

カネゴン

スナイパーバルカンGBA用ソフト第3作『怒りのおしおきブルース』及び、第5巻収録『ばいおれんす校長の教頭』のゲストキャラクター。後者では『宇宙人で貧乏だから、家族の為に働く』、『校長のとんがり頭が脳天に突き刺さる』という共通点がある(ただし『初登場以前に宇宙警察に所属している(家族の為に働いている)』『彼らの家族だけでなく、住んでいる星全体が貧乏』という相違点もある)。


ギルド・テゾーロ…同じく貧しい生活故に差別を受けて財力に執着するようになった悪役。

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4位のお金と563位のアイツ あいつはごひゃくろくじゅうさんいだから

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