概要
『デリシャスパーティ♡プリキュア』のナルシストルーと菓彩あまね(ジェントルー)のカップリング。ナルジェンと呼ぶ場合も。
あまねがキュアフィナーレに覚醒後は『ナルフィ』と呼ぶ場合もある。
同じ組織に属する構成員同士。または敵幹部とプリキュア。
ナルシストルーがジェントルーのことを操り人形と呼んだりジェントルー(あまね)がプリキュア側についた後もジェントルーと呼び続けるなど彼による一方的な歪んだ愛情、または欲望に見えることがカップリング要素とも言える。
また赤を基調としてリボンがない服装のセクレトルーと違い、2人の服装は黒を基調としておりジェントルーは帽子の紫のリボン、ナルシストルーはサイドテールの黒のリボンが同じ形をしている共通点がある。
本編での絡み(ブンドル団時代)
2人の初絡みは第9話。
失態続きのジェントルーと責めるセクレトルーの話に口を挟む形で「何?苦戦中?」とナルシストルーは登場。改良型捕獲箱の試作品ができた事を報告すると同時に「使い物にならないジェントルーは用無しだな」と彼女を侮辱した。悔しがる彼女に対し、「勇ましいね」と笑う。
またナルシストルーはデリシャスフィールドに足を運び洗脳が溶けかかったジェントルーを見て「操り人形の糸が切れかかってるようだ」と言って去る。
第10話ではナルシストルーはジェントルーの背後に立ったり捕獲箱の使い方を教えてアドバイスをしたりなど何かとちょっかいをかけている。ジェントルーがその場を後にしたらナルシストルーはまるで操り糸を動かすような指の動きをしながら「壊れかけの操り人形にはせいぜい良い顔で踊ってもらおうか」と笑みを浮かべた。
また9話同様デリシャスフィールドにナルシストルーは足を運び、特に加勢したりせずジェントルーが自分がしたアドバイス通りに捕獲箱を強化しレシピッピを傷ついてるのを見て彼女が苦しんでる様子を傍観。さらに「あー楽しかった。苦しむ顔って最高だね。でももう少し遊ぶには操り糸を結び直した方がよさそうだ」と愉悦感に浸りながら笑った。
第11話では捕獲箱に力を注ぐとレシピッピが苦しむことに関してジェントルーはナルシストルーに怒りを見せる。ナルシストルーは「言う必要ある?」とわざとらしく笑うどころがジェントルーの希望のやり方に対し「結果を出してからいいなよ」と責める。しかし思い出したかのようにレシピッピが苦しまなくなる捕獲箱の使用方法をジェントルーに教えた。
その場を後にするジェントルーの背中をナルシストルーはどこか不機嫌そうな顔で見つめていた。
デリシャスフィールドで洗脳が解けた直後のあまねをナルシストルーはチキンウィングフェイスロックで拘束し「まだ君で楽しませてもらうよ、操り人形さん」などと言って拉致した。
密着しすぎ、バックハグにも見える構図や青年が少女に言うにしては意味深な台詞の数々にネットでは騒然となった。
なお、たのしい幼稚園ではお姫様抱っこになっている。
第12話ではゴーダッツに再洗脳される様子を見て「苦しむ顔とはお別れか、残念」と呟く。
どうやら彼にとってゴーダッツに従順なジェントルーよりも意識がジェントルーとあまねの間で揺れ動いてくれた方がお好みらしい。
度々ジェントルーに「いい顔」や「楽しませてもらうよ」など言うことからナルシストルーにとってジェントルーの苦しむ顔や不機嫌な顔がとにかく最高な模様。
同じブンドル団のセクレトルーもジェントルーが洗脳されていることを知ってはいるが彼女のことを操り人形と呼んだり弄んで楽しんでるのはナルシストルーだけである。
本編での絡み(再会)
16話にてナルシストルーは「去るもの追わず主義」と言っていた為今後洗脳が解けたあまねに執着することは無いと思われていた。
17話にてゆい達の「ナルシストルーが奪ったんだ」という言葉に対してあまねは「ナルシストルー?」と反応した。洗脳が解けたあとも彼について覚えているようだった。
18話にて2人は再会。そこではナルシストルーによるあまねへの精神攻撃の数々があった。
・フルーツパーラーKASAIに訪れ、あまねが幼い頃から仲良くしていたパフェのレシピッピを捕獲。
・洗脳が解けた状態にもかかわらずあまねに対し「ジェントルー」と呼び続ける。
・ジェントルー時代に召喚したウバウゾーにそっくりなモットウバウゾーをあまねの前に出現させ、「ブンドル団だった時のことを思い出した?」など聞く。
・「もっと楽しませてよ」とモットウバウゾーにあまねを捕獲させてデリシャスフィールド内に連れ込み、あまねを人質にしてプリキュア達にジェントルーへの恨みを晴らさせる機会を与えた。
・「ジェントルーだったくせに」などネチネチとした言葉責めをして精神的にあまねを追い込む。
など去るもの追わず主義にしてはめちゃくちゃ執着している。
これらの行動は
・11話の拉致はゴーダッツからの指示で連れ戻した可能性もあるが、今回ばかりは明らかに全てナルシストルーによるその場の独断行動である。
・彼は改良型捕獲箱の製作に取り掛かっていたためジェントルーが召喚した当時その場にいなかったはずだが、何故かジェントルーが召喚したウバウゾーを把握している。
→20話にてセクレトルーがタブレット端末のようなものでモットウバウゾーの一覧を見ているため、恐らくここからジェントルーが今まで召喚したウバウゾーを把握していた可能性がある。
・この時のモットウバウゾーはプリキュア達に溶岩のようなものを降らせるなど倫理観皆無のかなり本気の攻撃をしかけてきた為、もしプリキュア達やローズマリーが倒されていたらナルシストルーは捕獲したあまねをどうする気だったのやら……
など見方によってはナルシストルーがジェントルー(あまね)へ歪んだ感情のようなものを向けているように見える。
一部のユーザーではこの様子が(かなり歪んではいるが)「好きな子をいじめる思春期男子小学生」や「未練タラタラな元カレ」に見えると話題に。
最終的にあまねはジェントルーだった過去も、そしてブンドル団の悪事にも目をそらさないことを決意。今までジェントルーの苦しむ顔を楽しんできたナルシストルーは「その目、気に入らないな」と不満げな表情を見せる。あまねがキュアフィナーレに変身するとナルシストルーはジェントルーがプリキュアになった事に驚きはするが「面白くなってきた」と笑って去った。
第19話ではナルシストルーはジェントルーがキュアフィナーレになったことを知りながらも特に焦ったりくやしがったりする様子はなく、むしろあまねをジェントルーと呼び続けている。
おいしーなタウンでレシピッピを捕まえ、そこにやってきたあまねを見て、「もうすっかりプリキュアだな!ジェントルー!」とあまねを煽ったが、あまねは「そんな揺さぶり、私には効かない!」と一蹴した。モットウバウゾーを召喚し、「お手並み拝見といこうか」とキュアフィナーレを試すが浄化。彼の中でジェントルーの印象が変わったのか「キュアフィナーレ、か」とその名を再確認するように呟いて去った。
第20話、第21話では会話は少ないもののお互いプリキュアとその敵として認識し戦っている。
第21話ではナルシストルーは去り際に「俺様には西洋のドルチェが似合う」と呟いた。ドルチェはイタリア語で甘味やデザート、そしてキュアフィナーレは甘味やデザートをモチーフにしたプリキュアだが…?
第22話では2人の会話はないものの、ナルシストルーはフィナーレに「下がっていろ」「打つな!」と言われた直後のブラックペッパーに精神攻撃している。
第24話にて2人はついに対決。モットウバウゾーに苦戦するフィナーレに対してナルシストルーは「苦しむ顔も見せてくれよ」と相変わらずあまねの顔が大好きな模様。フィナーレのパンチを受け止めたナルシストルーは「お前は知らない仲じゃない。どうだ俺様と組まないか?」とフィナーレを誘う。「誰がお前と…!」とフィナーレは断ると「だよな」とナルシストルーは答える。
「俺様は誰より強く美しい、それが俺様の長所だ!」と笑うがフィナーレは「お前は短所はすぐに自惚れ、油断するところだ!」と指摘した後ゼロ距離でフィナーレブーケをぶっぱなす。結果ナルシストルーの髪を束ねていたリボンが敗れた。
ナルシストルーがブンドル団のアジトに戻ると「もっと遊びたかったけど、次に会った時がプリキュアの最後かな。昔っから好きなおもちゃほど、遊びすぎて壊しちゃうから」と意味深な台詞を言う。彼がおもちゃ扱いしていた相手と言えば……
関係性
ナルシストルーはプリキュア達に対しては「待たせたな」「さては俺様の大ファンだな」などいかにもナルシストで残念なイケメンらしい態度を取るが、ジェントルー及びあまねに対してはサディストやヤンデレ、独占欲とも言えるような言動の数々で明らかに態度を変えている。
去るもの追わず主義と言っていたナルシストルーにとってジェントルーとは、菓彩あまねとは、キュアフィナーレとはどういう存在なのかその真意は不明。またナルシストルーの正体も不明。
ジェントルー(あまね)はブンドル団の時からプリキュアになった現在でも終始ナルシストルーを敵として警戒している。
pixivではナルシストルーがジェントルー(あまね)のことを操り人形と呼ぶことからナルシストルーがジェントルーに糸を絡ませて操って遊んでたり踊らせている表現のイラストが多く投稿されている。
関係者の見解
Febriより菓彩あまね役・茅野愛衣氏のインタビューにて、今後のストーリーに期待していることとして「ナルシストルーをどうにかしたい」、「改心させるにせよ、浄化するにせよキュアフィナーレの力でなんとかしたい」とコメントしている。
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