- フレーバーテキスト
全空の脅威に座する夢幻の奏者は万象を旋律と感じ、遥かなる蒼天の総てを掌る。小さな指先で弦を弾いて生まれる音は、人々の心を掌握し、気持ちを、想いを自在に操る。
概要
全空の脅威に座する十天衆が1人。最強の楽器使い。
古戦場武器『九界琴』を最大まで強化した上で発生するフェイトエピソードで撃破することで仲間になる。
数字由来に関してはスウェーデン語で9を表すニエと思われる。
バージョン | 奥義 | アビリティ | サポートアビリティ |
---|---|---|---|
SSR | ネビリューサ・フリューデ | ニンアナンナ クオリア デファンデュ | 繊細の魔奏者 |
最終上限解放 | ヴィンタガータン・スヴァーラ | ニンアナンナ クオリア デファンデュ 九界の繁栄 | 繊細の魔奏者 惑乱の旋律 |
限界超越 | ファーノナス・フリド | ニンアナンナ クオリア デファンデュ 九界の繁栄 | 繊細の魔奏者 惑乱の旋律 誰がための旋律 |
容姿
髪は黒い剣状のかんざしを差した紫髪のポニーテールで、右目が隠れている。
ハーヴィンにしては珍しく体のラインを強調するデザインの黒いロングドレスの上から、十天衆共通の白と赤を基調としたマントを羽織っている。
ビィからは「琴姉ちゃん」と呼ばれる。
愛用している琴はミスリルや竜の爪などの素材で作られた特注品である。
戦闘時には周囲に飛び交うファンネルのような物体を琴の音色で操作し、攻撃や防御を行う。
人物
引っ込み思案な性格で人見知りが激しく、事あるごとに他人と壁を作る(物理的な意味で)。また、結構照れ屋。
基本的にはダウナーで大人しいが、その裏には時折剣呑な気性も垣間見える。
「人の感情を旋律として聞き取ることができる」という特異な感性を持っており、それによって人の裏に潜む感情さえも読み取ってしまう。
前述の性格もこの感性の影響が強く、それゆえ他人との関わりを避けてきたが、九界琴を覚醒させた主人公達の間に流れる旋律に強い興味を示す。
シナリオイベント『プレガンド・コーラス』では、スカイフィルハーモニー交響楽団の指揮者・ナリタとは家が近所の幼馴染みであり、よく一緒に演奏をしていた。彼の招きで交響楽団のコンサートに招待されていた所、偶然主人公達と鉢合わせる。
そして慰問コンサートを見にペルフェット島へ向かうが、そこで起きている『異変』を察知し調査を行う。
また、彼女が加入しているか否かでラストが変化する。
夏イベント『カッパサマー・クロニクル』では、毎年トォノシ島で開かれる踊りの祭囃子の演奏を頼まれており、夏の装いとして浴衣姿も披露。
天の川のような紺色の地に星を散りばめた柄に赤いかんざしを指している。
主人公に見てもらいたいのもあって一生懸命選んだらしく、彼女が加入している場合の選択肢で「似合っている」と褒めると照れ顔になる。カワイイ
スキン
- ヴァイオレット・インコグニート
ニオの私服。
菫色を基調とした落ち着いたデザイン。
イイニオイドス
- レヨン・スクリーケ
2021年ハロウィンスキン。
初めて公開された際に、そのポーズがバリヤードに似てると言われたとか……。
その関係もあってかは不明だが、実装日前に投稿されたイラストも比較的に多い。
性能
主人公のジョブ「スーパースター」を意識したアビリティ構成となっており、バフと状態異常によるサポートに特化している。
攻撃をしときに一定確率で睡眠状態を維持したまま戦える状態異常の昏睡を付与する「ニンアナンナ」、全体バフとしては全キャラ中トップクラスの性能を持つ「クオリア」、相手にスリップダメージを与える状態異常「調律」を付与しつつ味方のクリティカル率を上げる「デファンデュ」と、いずれも高い性能を誇る。
他の十天衆に見られるような派手な強さはないがその分クセも少なく、専用PTを組む必要のない汎用性の高さが魅力。
最終上限開放後は全ての性能が文字通り超強化され、名実ともに十天衆ともいうべきすさまじい性能を有する。
ニンアナンナこそ変化はないものの、Lv85でデファンデュにHP2000のバリアが追加される。更にLv90でサポートアビリティとして調律状態の相手からダメージを20%軽減するという効果を得るため、ほぼ常時ダメージ2割減という鉄壁を誇る。
Lv95でクオリアがクオリア++となり、超強化される。具体的に言うと、風属性キャラにクオリア本来の効果とは別枠で連続攻撃確率が+20%ずつ、攻撃力が+30%追加される。クオリア本来の効果と合わせ、連続攻撃確率がダブルアタックが+70%、トリプルアタックが+20%というほぼ常時連撃とでもいうべき強さになる。しかもこの特殊効果は、奥義で3ターン延長可能なので、一度発動して奥義を撃ってしまえば常時付与されることになる。
そして、Lv100になり、最終エピソード攻略後に追加される十天衆特別アビリティは「九界の繁栄」。これは使用までに10ターンかかるうえ、戦闘中に一回しか発動できないなかなか重いもの。しかし、その分効果は絶大で、4ターンの間トリプルアタック確率+100%かつ50%分の風属性追撃効果を持つ。これ単体で使っても強いが、効果中に召喚のシヴァやフレイなど、強力な強化効果を上乗せさせたい。
2021年8月20日にはエッセルと共に限界超越が実装、こちらはエッセルと同様に最初から150まで実装されたが、上限解放に必要なトレジャーはかなりのやりこみ要素が伴う。
限界超越ではレベル110で奥義に連撃率ダウン追加、レベル120で風属性キャラの連撃率アップと攻防アップの新サポアビ追加、レベル130で通常与ダメ上限アップと会心効果付与が3アビに追加、レベル150では新サポアビ3に「ダメージ上限アップ/強化効果が無効化されない」が追加される。
総じて風属性キャラの能力を上昇させ、自身も敵の連撃率ダウンなどで貢献するという役割を持つ。極めつけはレベル150で追加される効果によって、風属性キャラは「連撃率アップ、攻防アップ、ダメージ上限アップ、強化効果が無効化されない」という風ヤクザ復帰もあり得るのでは……というようなサポートキャラになったといえるだろう。ただし、上述したように上限解放に必要なトレジャーはかなりのやりこみ要素を伴い、その中には現状で個数制限(に加えて該当報酬が決戦!星の古戦場に由来)が存在するトレジャーも存在する。他の十天衆から限界超越をしていくか、ニオをピンポイントで限界超越するかは騎空士次第と言えるだろう。
2023年3月10日にはバランス調整が実施。調律効果が回復不能デバフ+レベル制(最大10)に強化され、更に言えば弱体無効以外は必中となった。
Shadowverse
同じCygames制作の対戦型デジタルカードゲーム『Shadowverse』では、グランブルーファンタジーをテーマにしたカードパック「十天覚醒」にて参戦した。
カード名 | 繊細の魔奏者・ニオ |
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種類 | フォロワー |
クラス | ネクロマンサー |
レアリティ | レジェンド |
コスト | 2 |
進化前 | 攻撃力:1 体力:4 |
能力 | 潜伏 |
守護 | |
ファンファーレ 奥義 10; 自分のフォロワーすべては+1/+1されて、必殺 を持つ。 | |
解放奥義 15; 相手のフォロワーすべては、守護 を失って、相手のターン終了まで攻撃不能になる。 | |
進化後 | 攻撃力:3 体力:6 |
能力 | 進化前と同じ能力。(ファンファーレ 能力を除く) |
CV | ゆかな |
収録セット | 十天覚醒 |
※潜伏…自身が攻撃するまで相手カードの能力や攻撃の選択対象にならなくなる能力。
※守護…相手フォロワーは守護を持つフォロワー以外を攻撃することができない。
※ファンファーレ…手札からPPを支払って場に出たときに発動する能力。
※必殺…相手フォロワーに攻撃したり攻撃されたとき、その相手フォロワーを破壊する能力。
※奥義(解放奥義)…数字のターンかそれ以降にプレイすると発動する能力。手札にあるとき自分のフォロワーが進化すると-1される。
クオリアのバフを再現した奥義能力と、ニンアナンナの昏睡を再現した解放奥義能力が特徴的。コストは2と軽めであるため扱いやすいだろう。
そのほか、潜伏と守護の能力も持っており、これらを両方持つのはニオが初である(潜伏と守護は同時には発揮せず、潜伏の方が優先される。守護能力は攻撃などをして潜伏を失った後に働く)。
関連イラスト
関連タグ
グランブルーファンタジー グランブルーファンタジーの登場人物一覧
ティア・グランツ:中の人つながり。テイルズコラボで登場し、現在はサイドストーリー入りをしている。
雪城ほのか/キュアホワイト:中の人つながり。後にふたりはプリキュアコラボで邂逅。
C.C.:中の人つながり。コードギアスコラボで登場。同時期の「ぐらぶるTVちゃんねるっ!」でニオが登場、更にはその回のゲストに中の人が登場した。
ハーゼリーラ カッツェリーラ シャルロッテ(グラブル):2022年ハロウィンイベで邂逅。本来は別の人物と合流する予定だったが、予想外の邂逅を果たすことになった。