概要
オーストラリアのミニ四駆レースチームARブーメランズが所有するレーシングマシン。
スーパーFMシャーシが採用されたマシンで、ソーラーカーのようなボディを持つ。カウルの一部に2枚の大型ソーラーパネルを装備しているのが特徴。
太陽電池と「シャインモーター」の組み合わせにより電池切れが起きないようチューンアップされている。
直線とコーナーの両方に強い。
後述の欠点や劇中での戦績だけ見ると「ヘッポコマシン」の印象を受けがちだが、新開発のサンシャインモーターの力でビクトリーズを圧倒し、荒れ狂う天候の中で激闘を繰り広げた第68話『嵐の中の大作戦!ニューモーターに賭けろ!』は見せ場として申し分なく、キット化された有力チームのマシンに次ぐ活躍を見せている。
欠点
- ソーラーパネルにホコリや水などが付いてしまうと太陽電池の機能が十分発揮できなくなってしまう。
- ソーラーパネル清掃用にワイパーを装備するが、それを動かすためだけに通常電池も積んでおり車体重量が倍増してしまっている。そのため本来持っている性能を引き出せなかった。
- ボディの耐久値はWGPに参加しているマシンの中でも一番脆弱で、非常に繊細に扱わなければならない。
ジム達と歩んだ戦の歴史
- ウィリアムによって手が加えられ、長距離リレーレースに挑む。序盤では選手交代をしない戦術でビクトリーズを驚かせるも、徐々にマシンを解析されたことで敗北した。
- アフリカチーム「サバンナソルジャーズ」とレース。接戦を繰り広げ勝利を手にした。
- 富士の子サーキットにてビクトリーズとレース。新型モーターの戦闘力を見せつけてビクトリーズを圧倒し、5台同時にタイヤ交換ができる「ピットボックス」も用いることで優位に立っていたが、ビクトリーズも新型モーターを完成させたことで敗北した。
- 5ヶ国代表レースに出場。パワードリフトを駆使してテクニカルコースを走破していくが、「ロッソストラーダ」・カルロの走路妨害に遭って木に衝突しリタイアしてしまった。
- 中国チーム「小四駆走行団光蠍」とレース。接戦を繰り広げた。
ブーメランズ製パーツ
- 太陽電池用ワイパー
- ウィリアムが製作した太陽電池用ワイパー。太陽電池に付着した泥水や埃を払い除け、最高のコンディションに整える。
- シャインモーター
- 優れたパワーバランスを持つモーター。グレードアップモデルが誕生・導入されるまで第一線で活躍。
- サンシャインモーター
- ピットボックス
- 小型レーシングマシン用ピットボックス。タイヤ交換を始めとした整備を瞬時に行うことができる。 当チームでは、複数台のマシンを同時にピットインとピットアウトを行える。
立体物
残念ながら製品化されていないが、スクラッチして製作した熱きユーザーがいる。MAX作中では、第一回WGPでの活躍した事もあって市販化に成功している。