概要
2011年7月21日にATLUSからニンテンドーDS用に発売されたゲーム。新生マイスターRPGとカテゴライズされている。
世界樹の迷宮シリーズのスタッフとガストから出ているアトリエシリーズのスタッフのコラボレーションにより開発された完全新作のゲームである。
双方のシリーズには根強いファンがそれぞれいたこともあり、開発発表当初から注目されていた。
ストーリー
「湖にある島には、霧の森の魔女・ヴェーラが住む」という伝承がある町・テンペリナ。
見習い導刻術師・ノーラ・ブランドルは、一族の掟により、異国の地で3年間、人々に知られない様に導刻術の修行をすることになり、その霧の森にやって来た。しかし、そこでノーラは、ヴェーラと間違われてしまい、誤解を解くべく、導刻術で依頼を達成したり、冒険をしたりして、街の人々との絆を深めていく。
ゲームシステム
町の人々から依頼を受け、各地へ赴き素材を採取したり、敵との戦闘において素材を入手する。
その素材を元に、加工・分解・導刻術で変化させ、様々なアイテムを作り出し、依頼主に渡すことによって信頼を得ていく。
採取やアイテム生成だけではなく、ノーラの家では部屋の模様替えをしたり、庭でガーデニングをすることが出来る。
また時々庭にやってくる犬猫や、ピンコロなどをペットにすることも可能。
また、仲間になるキャラクターには(ケケを除く)全員に個別EDが存在する。
主な登場キャラクター
本作の主人公。修行の為に霧の森にやって来た、16歳の導刻術師の少女。常に明るく前向きな性格。たとえ悪口を言われても受け流してしまうが、内容ははっきりと覚えている。
やや世俗に疎いのが欠点か。
ノーラと共に霧の森へやってきた(自称)お目付け役のティック族であり、ノーラの親友。
饒舌で言いたいことは、はっきりと言う。いつもどこか上から目線。
新米冒険者の少年。16歳。冒険者として一攫千金を夢見ており、ヴェーラを倒して有名になろうとするが、当初ノーラをヴェーラと勘違いして攻撃しようとした。
勝気で熱血漢だが、戦闘力はイマイチ。ビックになるのが夢。
イサルミィの町の傭兵。普段は寛大かつ明朗で少々抜けた面もあるが、戦闘では一切隙が無く、近隣では敵う者がいないと言われる程の実力を持つ。
現在は剣兵詰め所に暮らしている。ある剣を探しているらしい。
テンペリナの武器屋『クインズ』の一人娘。年齢の割にしっかり者で頑張り屋。
鉱石に精通している。
趣味は、お茶会を開くこと。
ある程度『クインズ』での友好度が高くなってからでないと仲間に出来ない。
ノーラの庭にやって来た謎の少女。常に笑顔で、おっとりとした性格。
記憶喪失で自分の名前しか覚えていない。ケケ曰く絶対怒らないとの事。
- オクトーヤ・レイストローム (CV:石塚運昇)
テンペリナの自警団を立てた大男。外見の割に心優しく「強きものは紳士たれ」をモットーとするが、町が元々平和な為、仕事はあまり無く、懐が寂しい。
イサルミィにある商家の子息。真面目で堅物な性格。主に商工会議所を出入りしており、取引先のパイプ役を担う。
口は立つが、実戦経験が少ないことにコンプレックスを持つ。
テンペリナにある診療所を手伝う少女。寡黙で無表情だが、芯は強い。
薬草を見つけることが得意。診療はともかく、薬の導入に対する町人達の対応に苦戦中。
テンペリナの酒場『吹きだまりの泉』に居座る青年。いつもビーフジャーキーを食べている。
やや斜に構えた態度を取り、いつも他人をからかう癖があるのかルッツとは不仲に近い。
主要スタッフ
企画・シナリオ原案:吉池真一(マリーのアトリエ、エリーのアトリエ)
キャラクターデザイン:日向悠二(世界樹の迷宮)
その他
pixivでの公式イベント
pixivにおいて、公式イベントが開催されていた。期間限定であり既に終了した。詳しくはこちらを。
ノーラと刻の工房テキストレビュー
ゲームをプレイしたレビューや感想を書くという部門のこと。
ノーラと刻の工房イラスト
ゲームのキャラクターや世界観をマンガやイラストとして描くという部門のこと。
ノーラと刻の工房ふきだし
規定のテンプレートに存在する空白のふきだしに面白いセリフなどを当てはめて応募するという部門のこと。
関連動画
外部リンク
関連イラスト
関連タグ
ノーラ・ブランドル(ノーラ) ケケ ルッツ・アレニウス カルナ・アスターラ
エルシー・クイン メロウ オクトーヤ・レイストローム キト・ベールマン
麻生かほ里 (主題歌担当)