概要
1689年にスウェーデン王室へ納入するマスケット銃の製造を目的に設立された。1872年にはミシンの製造を開始したことをきっかけに様々な民需産業への転換が始まり、1989年をもって祖業から撤退してる。
現在の主力であるチェーンソー、芝刈り機の製造は1959年に開始。日本においては2007年に小松ゼノア(旧富士自動車)の農林機械部門を買収しハスクバーナゼノアとしている。なお、この小松ゼノアはもともとガスデンというブランドでオートバイを作っており、ハスクバーナゼノアとなった現在でもモペッド用エンジンを他社向けに製造している。
オートバイ
オートバイブランドとしては1896年の自転車の製造開始を足掛かりに1903年に開始、1919年から独自製造のエンジンを搭載し始めた。
1980年代にオートバイ部門は本社から切り離されてイタリアの同業者であるカジバに買収され、その後BMW、KTMと所有者が移り変わっている。
現在のハスクバーナのバイクの多くは、KTMと、同じくKTM傘下のガスガスの兄弟車となっている。生産もKTMの発祥の地であるオーストリア・マッティヒホーフェンで行われているため、完全にオーストリアのバイクブランドとなっている。
オフロード系バイクを得意としており、白・青・黄のカラーリングを纏うファクトリーチームがエンデューロやラリーレイドで活躍している。また一部でKTMのチームを引き継いで、MotoGPにも参戦している。
関連項目
宮田工業・シマノ - 当社と同じく鉄砲鍛冶を祖業としていた企業