ハナゴンベ

はなごんべ

ハナダイ科に分類される海水魚の一種

概要

和名	ハナゴンベ
学名	Serranocirrhitus latus
英名	Hawk Anthias、Hawkfish anthias、Sunburst Anthias
分類	スズキ目 スズキ亜目 ハタ類 ハナダイ科 ハナダイ亜科 ハナゴンベ属
体長	８～１３cm
分布域	日本(伊豆諸島、八丈島、和歌山県、高知県、琉球列島)、台湾、オーストラリア、フィリピン、パラオ、モルッカ諸島、トンガ、ハワイなどの西部太平洋海域

名前にゴンベと付くがハナダイの仲間。この名前は以前ゴンベ科に分類されていた名残である。

黄色とピンクの鮮やかな体色と、目の後ろにある2本の黄色い縞模様が特徴的。鰓蓋には黄色い斑紋がある。

西太平洋の水深20m～70m付近のサンゴ礁に生息し、岩やサンゴの裏を逆さになって隠れながら数匹の群れで泳ぐ。

主に動物プランクトンなどを捕食する。

雌から性転換して雄になる。雄は鰭が長く伸びる。

砂地に穴を掘って産卵する。

水族館でも見られ、観賞魚としての販売もされている。