概要
和名 | ハナゴイ |
---|---|
学名 | Mirolabrichthys pascalus |
英名 | Amethyst anthias |
分類 | スズキ目 スズキ亜目 ハタ類 ハナダイ科 ハナダイ亜科 ハナゴイ属 |
体長 | 10~17cm |
分布域 | 日本(八丈島、小笠原諸島、高知県柏島、南西諸島)、台湾、西・中部太平洋 |
ハナダイ科の中では、キンギョハナダイと共によく見られる種のひとつ。
水深1~60m付近の潮通しのよいサンゴ礁の外縁部に群れて生息し、プランクトンを食べる。
体色は鮮やかな赤紫色で、吻から眼の下をピンク〜赤色や橙色のラインが走る。
成熟したオスは吻部が尖り、鰭は美しい赤に染まり、腹ビレと尾ビレの軟条部が糸状にのびる。
尾ビレが黄色く染まる事もある。
成長に伴ってメスからオスに性転換し、ハーレムを形成する生態を持つ。
オスは大きな背ビレを広げて求愛や威嚇を行う。
産卵は夕方に行われる。
ダイバーに人気の魚で、水族館でもよく展示され、観賞魚としても取引されている。
以前はナガハナダイ属に分類されていた。