注意
- メイン画像のイラストは別作品のユニコーンを魔物娘図鑑のバイコーンに変化させたという設定のネタイラストです→バイコーン(アズールレーン)
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概要
自分以外の女性と交わった事の無い童貞の男性を夫とする習性を持つユニコーンが、非童貞の男性と交わったり、ユニコーンの夫が妻以外の魔物娘や人間の女性と交わった上で再びユニコーンと交わるなどする事で、変化した亜種。
通常、ユニコーンは角に強力な「ユニコーンの魔力」と呼ばれる魔力があり、これを純粋に保つため、仮に他の女性の魔力が体内に入ったとしても自身の魔力と混ざる事を防ぐある種の免疫のようなものを備えているのだが、男性の精を吸収する際にはこれが働かず、そこに他の女性の魔力が混ざっていた場合共に吸収してしまい、「ユニコーンの魔力」と混ざって濁る事でバイコーンへと変化するのだという。
『図鑑』では「突然変異種」ではなく「亜種」と記述されている事から、バイコーンが娘を妊娠・出産した場合にも原種のユニコーンではなくバイコーンが誕生すると見られる。
馬の部分に1本の角と白い体毛を持つユニコーンに対し、こちらは2本の角と黒い体毛を持つという正反対の外見をしている。
彼女達は表面的にはユニコーンと同様の穏やかな気性を持ち、その立ち振る舞いも淑やかである。
しかし、その本性は淫乱そのもので肉欲にまみれた存在である事を良しとする気性を持ち、「純潔の象徴」とされるユニコーンに対して「不純の象徴」と称されている。
淫らで好色な本性を持つ彼女達だが、自分から男性に襲い掛かる事は無い。
だが、彼女達は男性が女性へと向ける肉欲を煽り高める能力に長け、狙われた男性は彼女達の誘惑に抗う事ができずにいずれは誘われるままに交わる事になるという。
さらに、バイコーンは魔物娘の中でも変わった特筆すべき特徴として、一夫多妻状態を積極的に好むという性質がある。
魔物娘は一夫多妻状態に対して寛容ではあるが、ユニコーンや夫への独占欲の強いラミア属を初めとして、あくまで一夫一妻状態の関係を男性と結ぶ事を望むのが基本である。積極的に一夫多妻のハーレム状態を作り出す魔物娘も、その多くはデビルバグやケプリのように、同族の群体で1人の男性を夫として共有するという習性を持つ。
だが、バイコーンはそのどちらにも当てはまらない例外であり、自分の夫とした男性に対し、自分だけでなく他種族や人間も含む他の女性を積極的に新たな妻として加えさせようとするという特異な習性を持つのである。
通常、魔物娘が夫とした男性は、妻となる魔物娘の匂いや魔力が染み付く事である種のマーキングとなり、他の魔物娘から狙われにくくなる。だが、バイコーンが夫に注ぐ魔力はむしろ他の魔物娘からもその存在を魅力的に感じさせ、狙われやすくする作用がある。
これによりバイコーンは自身がバイコーンへと変化するきっかけとなった夫が自分以外に交わった女性を始め、バイコーンの魔力による影響を受けた夫に惹かれた女性や逆に夫が自分以外で魅力的に感じた女性を人間、魔物娘問わず自らと共に夫の伴侶となるに相応しい淫乱な魔物へと仕立て上げ、夫を中心としたハーレムの一員にしてしまう。
中にはバイコーンの夫となる男性が最初はハーレムを望まないケースもあるが、上述した「男性が女性へと向ける肉欲を煽り高める能力」はバイコーン自身だけでなく、夫とした男性が持つ他の女性への欲望を煽り高める能力も兼ね備えている。
「不純の象徴」と称されるバイコーンの夫への口付けは魔力を夫へと流し込む事により、複数の女性と交わる事を拒む男性の理性と倫理観をかき乱すとともに、その口付けを目撃した他の女性に対しても自身の夫への欲情を煽り立てるという。
バイコーンにとってはこうして自分自身以外にも複数の魔物を妻に持ち、交わる事でその魔力が混ざった夫の精は格別なご馳走であり、彼女達はこれを「カクテル」と表現し好んでいる。
ハーレムに新たな女性が加わる度に相対的なバイコーンの魔力の影響は薄まっていく事や、最終的には夫となる男性側の素質にも左右される部分が大きいためバイコーンとその夫となった男性が形成するハーレムの規模には限度があるとされるが、それでも少なくとも5、6人のハーレムを形成する事は容易であると言われている。