CV:依田英助
概要
『アクマイザー3』第9話「なぜだ?!ガブラが敵に」に登場した化け猫に似た隊長怪人。青い体と尻尾を持ち、落ち武者のような長髪と猫耳のような2本角を生やしている。肩と腹部には牙のような意匠もある。
同じく隊長怪人であるマジョルカの部下でもある。
気配を消す能力を持ち、イビルのフライヤーでなければ探知できない。またカラフルな毛糸玉を回転させてそれを見た者を操る「ネコ催眠」という催眠術も使う。毛糸玉は「ネコ爆弾」という爆弾でもあり、手榴弾のように扱う事もできる。接近戦ではジャンケルも使用する。
ドリル付きのアクマ族戦車を有しており、この戦車から放つ光線を浴びた高層ビルを猫島という島に転送させて、アクマ族の大都市にしようとした。
劇中の活躍
夜中に土管置き場でパトロールをしていた警備員2名をネコ催眠で操り、ネコ爆弾のある所まで誘導して彼らを抹殺する。翌日、アクマイザー3が現場に到着すると、彼らにネコ催眠をかけようとするが、まともにかかったのはガブラだけであり、ザビタンとイビルに追い詰められると、ガブラをけしかけて二人を自分から引き離すが、卑劣な手段に怒ったザビタンの攻撃を受けて催眠が解けてしまう。そこで今度は人質の少女を見せて、アクマイザー3に武装解除を要求する。まんまと彼らが武器を捨てると、なんと人質の少女はマジョルカに姿を変えて、アクマの紋章と手鏡でザビタンとイビルの動きを封じてしまう。そしてマジョルカの要請で作戦の一部を明かすと、マジョルカのミサイル弾で彼らを撃退する(尤も地中に身を潜めただけだったが)。
その後、ザビタンとイビルに置いてけぼりにされて、勇んで出掛けたガブラに再度ネコ催眠をかけて支配下に置く(ガブラも抵抗したものの失敗した)。彼を操って猫島以外に用意したとされるアジトにザビタンとイビルを誘うが、そこはアジトではなく戦車の中であった。自分の目の前に張った防弾ガラスで隔壁された空間内でガブラを操って同士討ちを目論み、さらに戦車の時限爆弾を起動させて、彼らを葬ろうとした。だが、ザビタンがガブラからデンブルを奪って彼を気絶させてしまい、ガラスもザビタンノヴァで破壊されてしまう。戦車から脱出したものの、アクマイザー3もダルニアの操るザイダベック号に飛び移ってしまう。猫島で彼らを迎え撃つが、魔法陣アタック(両脚で頭を挟んで投げ飛ばすタイプ)を受けて爆死した。
だが、上司であるマジョルカがまだアクマイザー3を狙っていた...。
余談
初登場時は眉に赤い模様、頬に猫ひげのような白い模様があったが、なぜかアクマイザー3と対峙した時には消えていた。
猫島に転送された高層ビルがバケネーゴンの死後どうなったかは不明。