概要
第33話「大空襲!バラスKは空の無法者」に登場した、空飛ぶ機械獣。
両腕、両肩に装備されたジェットエンジンで飛行する事が可能。
背面のヒレ部分の機関砲、腹部からのミサイルで遠距離攻撃を、両手足をスパイク付ローラーにして接近戦を行う。また、口からは粘液状のボンド弾を放ち、マジンガーZの視界を塞いだ。
ジェットスクランダーの開発と装備の直前に登場した機械獣で、未だ空の飛べないマジンガーZを苦戦させた。
全高18m、重量200t。
原案デザインは石川賢。ほぼデザインそのままで決定稿となった。
劇中での活躍
光子力研究所に出現し襲撃するが、甲児はホバーパイルダーからの煙幕で墜落したと思わせ、そのままパイルダーオン。対決する。
しかし、やはり空の飛べないZは不利で、光子力研究所のバリアによりバラスK9を退却させるにとどまった。
弓教授は渡米し、ロケット工学の権威スミス博士と相談。しかしスミス博士の助手はあしゅらのスパイであり、あしゅらはそれを知って帰国時の旅客機を墜落させようと、再びバラスK9を出動させる。
旅客機は墜落、弓教授ら乗客や乗組員はあしゅらにより地獄谷に拉致されていた。
甲児はZで向かうが、あしゅらにより足場を破壊され、下半身が埋もれてしまった。そのままボンド弾で再び視界を奪われ、バラスK9から攻撃を受けるが、レーダーに映る事から反撃。バラスK9が脳天にミサイルを撃ちこもうとする時、光子力ビームを命中させ、爆発四散させるのだった。