死とセックスのロア(ブードゥー教に伝わる精霊の総称。)とされており、
黒い山高帽と燕尾服を着た男の姿をしているという。
死者がギネー(ギニアのこと=神々の住処)に向かう途中にある
「永遠の交差点」に立っているとされる。
生きてきたすべての人間について知っているため、彼は非常に賢明である。
「ゲーデ」は
バロン・サムディ((Baron Samedi) 「サムディ(土曜)男爵」)、
バロン・クロア((Baron of the Cross,Baron La Croix) 「クロア(十字架)男爵」)、
バロン・シミテール((Baron Cimetiere) 「シミテール(墓地)男爵」)などの別名をもつ。
また、生と死の間の仲介者とも言われる。
死神とは厳格なものというイメージを持たれがちだが、バロン・サムディはむしろ軽薄で派手な死神で、煙草と酒を愛する。
死者を司る精霊である彼は生命を扱う術に優れているため、時には逆に死者を蘇らせることもあるという。
また、死体がゾンビとして悪用されることを防ぐ役目も持っている。
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